サイコロジカル(下) 曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061822849

感想・レビュー・書評

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  •  メガネっ娘の表紙がついにきた!!1
     石丸小唄さんの魅力に酔いしれろ! 話はそれからだ!!

  • なぜか何度もこの作品を読み返してしまう。シリーズ中1番つまらないとか言われてるらしいですが、私は結構好きです。ミステリーっぽくしようとして、でも全然ミステリーじゃない(笑)
    屋根の上を飛び越えて移動するとことか(笑)
    何か引き込む面白さがあると私は思ってます。

  • 戯言シリーズ第5巻サイコロジカル解決編。
    簡単に死ぬようなタマじゃないと感じていたのは正解だったようで、健在だった被害者さん(笑)にはそのルックスも相まって
    笑わせてもらった。“ぼく”もこれまで以上に肉体を酷使し頑張っていたのが印象的(ジャンルはミステリだったような・・・)。
    人類最強の請負人には完全にしてやられた、ときめきを返してほしい。

  • ―『生きてることはつらかったです』―

    『強い人間より弱味のない人間の方が危険だ。』
    信念の無いところに裏切りは存在しない。
    行動の有無は問題にされない
    あとは認識の問題だ。
    完璧と完全の差異
    それすなわち
    100点をもらえる《解答》

    いーちゃんの《目的》
    いーちゃんは合目的的な生き方をしてるわけじゃなくって
    ただ単に玖渚友が好きなだけ。
    なるほど
    非現実的 辻褄合わせ こじつけ 牽強府会 狂った解決
    全部が全部《サイコロジカル》
    あーあ
    推理の甲斐もなく
    カーテンコールの必要すらなく
    終わってしまった
    いや、そもそも
    何も始まってはいなかった
    玖渚友は兎吊木垓輔を拘束し、解放した
    網膜と指紋
    個人のアイデンティティーの最後の砦は
    くりぬき、切り取った
    ただそれだけのこと。

    細菌というものはミクロの世界で何億何万と生き続けている
    そして我知らず菌を撒き散らす
    そしてそれは彼も同様
    《害悪細菌》は常に側にいる
    そして彼の営みに停止《レッド》は無い
    全て侵食《グリーン》、進行《グリーン》、感染《グリーン》
    こうしてまた質問《ターン》が回ってくる。

    『きみは玖渚友のことが本当は嫌いなんじゃないのかな?』

    この問いに対する戯言遣いの答えとは?

  • 新書購入

     戯言使いシリーズ 04。
     推理物。一人称。
     恋愛の始まり。
     っていうほかないですね。
     人は知っている者に恋はしないのです。
     知らない一面を見て、興味を引かれ、恋に落ちるのです(苦笑)
     というわけで、「いーちゃん」は友の知らぬ姿に意識します。今まで彼女のことを完璧に知っていたとおもっていたのに、知らない顔を見せられてぞくぞくっです。
     今回もまた、無残な死体がでてきます。が、死人は一人なので、まあよかったかも。(クビツリが一番被害者の数が多かった)

  • 戯言シリーズの中で一番私の中で影薄。←

  • 戯言シリーズ第4弾下巻
    「ぼく」こと「戯言遣い・いーちゃん」の眼前に広げられる戦慄の情景は、「終わり」なんかではなくて、さらなる「始まり」の前触れに過ぎなかった…。死線の蒼、絶体絶命の大ピンチ!

  • 小唄さんじゃないなんて!十全ですわ。

  • 最初の方、ぐだーっと謎解きしてるだけで、魅力的だったキャラの兎吊木さんも死んでしまったし、あんまり期待しないで読んでいました…
    でも最後の最後になんというどんでん返し!!!

    びっくりして3回くらい前に戻って読み返してしまった。
    残りの4ページでやらかしてしまう西尾さん凄すぎる…!

    こういう理由なら不可解な点も色々納得できますね。
    うん!やっぱり面白い!!

  • 小唄さんかわいい。志人くんはもっと好き。
    とりあえず哀川さんは相変わらず最強なのでした。
    スキンヘッド兎吊木さんはかっこよすぎますね。
    死線の蒼!!←

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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