蜜の森の凍える女神 (講談社ノベルス セB- 1)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061823082

感想・レビュー・書評

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  • 2003年。第28回。
    女子高生探偵ヴィッキーちゃんがなかなか良い。らいちほどじゃないけどw
    ヴィッキーちゃん、弟と友と3人で別荘へ。季節外れの吹雪のため迷い込んできた大学生たち。探偵ごっこをしてたら、ホントに殺された大学生。
    謎解きが価値ではない。謎解いたあとの対応をジャッジメントしてほしい。とヴィッキーちゃん。
    シリーズなので読もうと思ったが、図書館になかった('_')

  • 女子高生のヴィッキー(あだ名)とその弟の誠、ヴィッキーの友人である吉乃の3人で、楽しく別荘で休日を過ごす予定だったが、突然の吹雪により大学生の同好会メンバ6人が、招かれざる客として訪れる。
    時間つぶしの遊びとして、探偵ゲームを行うことになったが、本当の殺人事件が発生してしまう……。

    と、完全に舞台はクローズド・サークルなのですが、殺人事件の翌日には吹雪も止み、警察も来て捜査を行うという展開で、少し拍子抜け感がありました。
    話としては、まとまっている印象なのですが、多少記述内容にアンフェアな部分があるように思えました。
    あと、タイトルは、もう少し考慮したほうが良かったように思います。

  • 発見された刺殺死体、50年前に起きた事件との暗合、密室のトリック。この中に犯人が…?
    雪に閉ざされた山荘を舞台にチャーミングな女子高生探偵が活躍する本格推理小説です。
    ヴィッキーというあだ名の美少女探偵に期待度も高まりましたが、案外オーソドックス。
    もっとトリッキーに暴れまわって欲しかったかな~。

  • 高校生と中学生の姉弟が友人と3人で旅行に出かけ、天候の影響で別荘に取り残された状態で事件に巻き込まれる。偶然押しかけてきた大学生サークルのメンバー6人もいた。伏線をしっかり回収しつつ、うまく物語が進んでいく。ヴィッキーと誠の掛け合いも面白い。

  • ミステリー/吹雪の山荘
    定番の展開。それほど個性的でもないキャラクター。
    メフィスト賞受賞作ということを考慮しなくても、地味な印象。
    密室トリックには不満が残る。
    この作品の一番の魅力は"探偵からの挑戦状"。
    正しい結末だったと信じたい。

  • 美少女探偵ヴィッキー見参
    知人の別荘で休日を楽しむつもりが
    闖入者が持ち込んだ殺戮の嵐

  • メフィスト賞受賞作。
    大学生が集まった吹雪の山荘で殺人が!

    いいよね、女子高生探偵。
    こう、無邪気に事件を解決・・・しませんでした。
    なんだ、この重苦しさは!!
    女子高生がぶち当たるにしては重すぎるよ。
    途中までは良かった気がするけど、最後まで読んだら
    テンションめっちゃ下がった。
    人を殺すってよっぽどだとは思うけど、いや、ちょっと。

    ライトノベル風を期待していたので(しちゃいけないのか)★-1
    最後まで気づいたけど昔読んだことあった(忘れてた、全て)なので★-1

  • 雪山の恐怖は昔から変わりません。寒さと恐怖で身体も心もぶるぶると震えましょう。涙氏のほかの作品も読もうかな。

  • メフィスト賞(28回)

  • ちょっと伏線があからさまかな……という気がするけれど、犯人当てとして楽しむこともできる。ただ、この「挑戦状」読んじゃうとねえ。いろいろ考えさせられちゃうなあ、という気分。こういった問題は、おそらく現実では絶対に切り離せないことなんだし、たとえフィクションの中でも一旦それに気づかされると、無視して進むことはできない。したがって、後半はちょっと重いかも。
    だけど私としては、この結末は好きだな。後味は悪くないしね。特に過去の事件の謎解きについての部分、かなり美しくて好き。

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