トワイライト・ミュージアム (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 336
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826502

感想・レビュー・書評

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  • なかなか面白かった。
    ファンタジーですが、しかしミステリーとしての側面もあり、いい。

  •  読んで良かった。マジックはとても面白くないけど、主人公とヒロインと
     囚われの身の幼女が、それぞれ、とても素晴らしい。学芸員も各人いい。
     一番の山場は、「何か面白いお話して」の件。と、ラスト。

  • 初野晴のデビュー作・・なのかな?
    タイムトラベルとかのSF要素を含むミステリ。

    脳死患者の精神だけが過去へとタイムスリップしていることをつきとめ、その精神を現代へと送り返すことを使命とする博物館の面々。
    主人公勇介は学芸員・枇杷とともに、過酷な時の旅へと出発する。

    悪くはないんだけど、短いなかにいろいろ詰め込んだなあというのが感想。最後だってもっといろいろあっただろうに、打ち切り漫画のようにざっくりと終わってしまったような。
    魅力的な博物館のみんなもこれだけで終わっちゃうにはもったいない・・・というかシリーズものを見越して作られた?シリーズものの中だけ抜き出して読んだ?そんな印象。本当はこの人のバックボーンはどこか別の本で語られているんじゃないだろうかと思わされたというか。もしくは書かれているんだけど大幅に推敲されてこの形になったというか。
    だからなんとなく読んでいて自分だけがよくわかってないようなそんな疎外感を覚えつつ読み終えました。

  • 面白くて、切なくて、悲しくて、どんどん読み進められる。
    でも何か物足りない。もし続きがあるなら読みたいな、と思う。

  • 悪くはないが、他と比べるといろいろ惜しい作品。設定をもう少し広げたり深めたりできたはず

  • カバー・扉・目次デザイン / 坂野 公一(welle design)
    ブックデザイン / 熊谷 博人+釜津 典之
    カバー・本文イラスト / 北沢平祐
    初出 / 『メフィスト』2007年5月号掲載短編を大幅に加筆修正。

  • この作者は好き。文体も好きだし、目から鱗の情報が多い。話も面白い。
    でもこの話は少々物足りない。シリーズ物で続きがあるなら、星をもう一つ増やしてもいいが、このままでは足りなさすぎる。
    先生! 続きは!?

  • 孤独と繋がりとタイムトラベルの話。
    片手を繋ぐ動作が人と人との繋がりを表していると思う。
    孤独の中で人との繋がりがあれば
    強くなっていけるのかもしれない。
    勇介と枇杷の関係が良かった。

  • 途中まで期待していた分、最後の終わり方には不服すぎる。

  • 文章がかなり淡々としていて面白かった。また魔女狩りが舞台なのも大好き。特に魔女狩りが舞台だと思って買ったわけじゃなかったのでうれしい誤算であった。
    どこか影がある主人公、淡々とした描写ともにかなり好み。ノベルスだから仕方がないがもう少しだけボリュームがほしかったかな。意外と早く読み終わってしまったので物足りない気もする。

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著者プロフィール

1973年静岡県生まれ。法政大学卒業。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。著書に『1/2の騎士』『退出ゲーム』がある。

「2017年 『ハルチカ 初恋ソムリエ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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