縛り首の塔の館 シャルル・ベルトランの事件簿 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061827714

感想・レビュー・書評

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  • 本格物は苦手・・・。吸血鬼の塔は面白かった。

  • 挿絵とかやめて欲しい…

    1920年代のええと、フランスあたりを舞台としたミステリ。
    基本的に色々とわかりやすい。
    だいたいどの話も、読んでいれば真相か犯人かトリックのどれかはわかるようになっていますね。

    しかしこれ、最初の話と最後の話を同じ本に載せない方が良かったんじゃないかなと思ったりもする。

  • 長編と思ったら短編集でした。二十世紀前半のフランス(とイギリス)が舞台の探偵小説。カーとか、二階堂さんの蘭子シリーズとか、作者の方はそういうのがすきなんだろうなぁという感じ。

  • まあ、古典本格ですね。

  • (収録作品)縛り首の塔の館/人狼の影/白魔の囁き/吸血鬼の塔/妖女の島

  • 古典風のミステリ短篇集。実はミステリのトリックはあまり興味ないがそれでも十分楽しめた。

  • 久々のシャルル・ベルトランシリーズ。5話の短編集。トリック的には新しくはないけど、名探偵に怪奇的な謎にはワクワクする〜イラストにJETさん。

  • 20世紀初頭、パリ警視庁を一手に牛耳る、シャルル・ベルトランという予審判事がいた。
    彼の冷徹な頭脳は、怪奇現象としか考えられない難事件を、鮮やかに解き明かしていく……という短中編集。

    レトロ感にうっとりできる正統派(´∀`*)
    加賀見さんがあとがきでディクスン・カーをリスぺクトしているとおっしゃってますが、うん、似てます!
    二階堂黎人さんにも似てる感じがするよ。

  • 短編集です。
    パリ警視庁を牛耳る予審判事のシャルル・ベルトランが事件を解決していきます。
    表題作の「縛り首の搭の館」が1番気に入りました。
    衆人環視の地下室に閉じこもった霊能力者が自分を詐欺師扱いした老人に決闘を申し込み、老人は30マイル離れた自宅で刺殺死体となって発見されます。
    さらに霊能力者も地下室で死体で発見されます。
    霊能力者を殺した凶器は老人が手にしていた銃で、さらに地下室の金庫には刺された老人の血液がついた短剣も入っていて、どう見てもお互いが殺しあったとしか思えない状況が出来上がってしまいます。
    オカルト臭がぷんぷん漂っていて、カーを思い起こさせます。
    他の短編もかなりオカルト臭く、雰囲気を重視した話が多かったです。

  • 久しぶり!短編集だったのは想定外だったけど、読み応えは十分。怪奇要素がいい塩梅。

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