キリストゲーム CIT内閣官房サイバーインテリジェンスチーム (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828070

作品紹介・あらすじ

201x年「キリストゲーム」とよばれるゲームが若者の間で流行する。「導き手」のためになる何かをした後、「救い主」が自殺する、というのがルール。「導き手」と「救い主」が出会うためのネットサービス「法王庁」の参加者は数百万人に達し、毎日数十人の「救い主」が命を絶つ! 社会危機を打破するため、内閣官房配下の諜報組織CITはゲームの全容解明と根絶を目的とする「オペレーション・ユダ」を発動した。

感想・レビュー・書評

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  • 言罠 おもわず検索笑
    面白いのだが、キャラに好感がもてず残念。

  • 君島シリーズよりややフィクション度高め。次作も読むかは正直微妙なところだ。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou18204.html

  • サイバーセキュリティもの。
    「キリストゲーム」と呼ばれる流行し毎日数十人が自殺している。内閣官房下の諜報組織CITで働く刈戸と早希が謎を解明していく話。

    フリーのセキュリティコンサルタント 君島悟を主人公とするものに比べると荒唐無稽のような気がするが、面白くて一気読み。
    ラストからすると続編がありそう。
    (図書館)

  • 初の一田和樹。オーブンレンジでおなじみだったけど結構内容はハード。セキュリティコンサルタントだけあって現実に起きた事件のエッセンスが盛り込まれててすごい面白い。
    内容は虐殺機関を彷彿させる。
    メッチャ映画原作向きだなあ。

  • 話しとしてはなかなか面白いのですけど、ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞した「檻の中の少女」とよく似た「自殺幇助サイト」がベースであるという点はマイナス要因じゃないかなと思います。「少女」シリーズ同様、こちらも続くそうです。

  • ライトだけど、内容は重い、あり得ないけれど、現象としてはあり得そう、そんな小説でした。

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4228657.html

  • 201X年「キリストゲーム」とよばれるゲームが若者の間で流行する。
    「導き手」のためになる“何か”をした後、「救い主」が自殺する、というのがそのルール。
    「導き手」と「救い主」が出会うためのネットサービス「法王庁」の参加者は百万人を超え、毎日数十人の「救い主」が自ら命を絶つ。
    社会危機を打破するため、内閣官房配下の諜報組織CITはゲームの全容解明と根絶を目的とする「オペレーション・ユダ」を発動した。

    一田さんお得意のサイバーもの。でも今回はよりSFチックでアクションもあり。
    ご本人のあとがき通り、荒唐無稽。でもなんだか現実にありそうなところが怖い。
    いや実際、一田さんの作品を読むと、ネットに繋げるのが怖くなっちゃうんだよね。

    サイバー関係はあいかわらずよくわからないのでさておき、刈戸の孤立っぷりはかなりリアルだったなぁ。
    ああいうの、本当にあるんでしょうね。。。

    面白く読みましたが、このままこういうサイバーエンターテイメントものに行ってしまうのかな~?

  • 2012/05/05読了

  • 面白かった。早希さんはオタクを見下しているけどたまにオタクっぽい発言が混ざるから隠れオタクなのだろうたぶん。

  • 荒唐無稽ですが、ありそうなのが怖い。

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著者プロフィール

いちだかずき●小説家及びサイバーセキュリティの専門家、明治大学サイバーセキュリティ研究所客員研究員。I T 企業の経営を経て、2 0 1 1 年にカナダの永住権を取得。同時に小説家としてデビュー。サイバー犯罪をテーマにした小説とネット世論操作に関する著作や評論を多数発表している。『原発サイバートラップ』(集英社)、『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』(集英社)、『フェイクニュース新しい戦略的戦争兵器』(角川新書)、『新しい世界を生きるためのサイバー社会用語集』(原書房)など著作多数

「2022年 『ウクライナ侵攻と情報戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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