- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061837157
感想・レビュー・書評
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ワトソンらがDNAの秘密を解き明かしノーベル賞を受ける功績を上げるまでのいきさつを、等身大にセキララに描いた手記で、ずっと読みたいと思っていたので図書館で借りた。そこそこ満足できる研究題材と経済状態を得るためアメリカから英国にやってきた若者が、住宅事情や天気や食事に愚痴ったり、女の子のコト考えたり、同僚のうわさ話とか、誰かに研究の先を越されないかと苛立ったりとか、れいれいしく講義で習ったけど現実はこんなんやなあって改めて思った(笑)次は本書でくさされているロージィの本「ダークレディと呼ばれて」も読んでみたい。
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9/27 今日で私も二十五歳、もう常識はずれのことをする年ではなくなったのだ。
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(地球の)生物の遺伝物質DNAの構造解明に至るまでの経緯の述懐。つらつらとやや散漫に記してある印象はあったが,まぁ臨場感があると言えばある。著者らの発見そのものは,もちろん途方もなく凄いものだけど,本人らはまぁ「普通」の範疇に入る人なのだということがわかる。その点,アインシュタインやガウスのような人たちは本質的に異なっているのだろう
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読書中
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生物学の本を読もうってことで買いました。
ノーベル賞を取った本人が、自らそれまでの流れを書き記すのは珍しい例かと。