- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061854840
感想・レビュー・書評
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再読了。
’89年、第17回泉鏡花文学賞受賞作。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
江戸の下町。庶民の暮らし。別に大きな事件が起こるわけではない。木戸番小屋夫婦に関わる人々の色々な話。ゆっくり流れるこの空気感がいい感じ。
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1 深川澪通り木戸番小屋
なんだろう?派手さも事件もないのにどっぷりハマるなにかがある。あれ?主役は木戸番の笑兵衛かとおもいきや、女房のお捨。
深川しぐれ、笑兵衛を頼る女、不安に思うお捨 木戸番夫婦の過去 -
江戸深川にある木戸番小屋の笑兵衛とお捨夫婦と江戸の市井の人々を描いたシリーズ第一巻。人生いろんな苦労を重ねながらそれでも歩いていかないといけない。
木戸番を訪れる人々をふわりと包む二人の人柄が心に残る。 -
時代小説を最近読んでいるのだけれど、なかなか渋くておもしろすぎるぞ!
北原氏は気になっていた作家さんなんです。だって「亞」って漢字かっこいいんだもん。 -
スゴイ!
北原亜以子先生の作品が気になる
これからドンドン読みたい!
この作品は文学です!
木戸番小屋の夫婦が織り成す、そこはかとない
いい空気が、作品の登場人物の行動をなんか
いいものにしていく
味わい深い江戸の街を体験してください
ホントに絶賛します! -
読みづらい文章ではないのだが、ストーリー、登場人物共に全く魅力的に感じられず、読むのが辛かった。
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内容(「BOOK」データベースより)
川沿い澪通りの木戸番夫婦は、人に言えない苦労の末に、深川に流れて来たと噂されている。思い通りにならない暮らしに苦しむ人々は、この二人を訪れて知恵を借り、生きる力を取りもどしてゆく。傷つきながらも、まっとうに生きようとつとめる市井の男女を、こまやかに暖かく描く、泉鏡花賞受賞の名作集。 -
なんか読みにくかった。話も悪くないけど今ひとつ
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小学生の頃に大好きだった時代劇の原作です。
最終回は切なくてジ〜ンとしたことを覚えています。あれは小説に載っている話なのかなぁ?
エンディングの水の恋唄も大好きでした。
本の方も面白かったので、読み進めていきたいです。