- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061856981
感想・レビュー・書評
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続きが気になりあっと言う間に読み終えました。読後はなんだかとても切ない気持ちになりました。主人公は救われたのかも知れませんが、切ないです...
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読後感は悪くなく、小説として面白く読めた。
ただ、純一としての記憶が残っているにも関わらず京極の人格になってしまうことは、物語の中でそうなってしまうからそうなのだけれど、実際にはあり得ないだろうと思いながら読んだ。
人格はどこで決まるのだろう。
生まれ持った脳の構造か、過去の経験か。
京極の考え方が息子とそっくりで怖かった。
京極の人格を純一から消し去ることが出来なかった結末に、やや暗い気持ちになった。
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読めば読むほどに頭の芯が響く様な恐怖を感じました。中程からは恐怖心以外の感情はなかった様に思います。
恐ろしすぎます。 -
読み進めていけばいくほどドナーの主がもしかして…
やっぱり的中!
結末が気になって一気に読み進めた!
自分が自分じゃない
やるせ無い気持ちになった -
世界初の脳移植手術を受けた主人公がドナーの意識に徐々に支配されてゆく・・・というよくありがちな小説。
それを東野さんがどう仕上げているのか、興味を持って読んでみました。
が。
うーん、つまらないです。
意外性も、訴えてくるものもなく微妙な作品でした。
エンターテイメント性はあるので映像化したほうが、娯楽作品として楽しめるのかもしれません。 -
ドラマを観ているかのように画が浮かんでくる。そのぶん残酷さも凄まじいのだけど、先が気になって没頭して読んでしまった。これを35歳で書いているとは。。
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脳移植。
人の性格、嗜好などは身体のどの部分が関わっているのでしょうか。
他人の脳が一部でも自分の身体に移植された場合、性格なども変わるのでしょうか。
そう、変身してしまうのか。
自分とは、生きているとは、という概念から考えさせられます。
やるせない。