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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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生きているというのは、単に呼吸しているとか、心臓が動いているとかってことじゃない。脳波が出ているっとことでもない。それは足跡を残すってことなんだ。後ろにある足跡を見て、たしかに自分が残してきたものだと分かるのが、生きているということなんだ。
― 205ページ -
生きているというのは、単に呼吸しているとか、心臓が動いているとかってことじゃない。脳波が出ているってことでもない。それは足跡を残すってことなんだ。後ろにある足跡を見て、たしかに自分がつけたものだとわかるのが、生きているってことなんだ。
― 256ページ -
「廃人といっても、それはこの世界でのことにすぎない。この世界で生きることはできなくなっても、無意識の世界で成瀬純一は生きられるのです。その証拠に彼は消えずに、こうして俺を呼びに来てくれました」
― 379ページ
みんなの感想・レビュー・書評
脳移植された主人公の性格がどんどん変わっていきます。
結末は救われない気がしますが、全体的におもしろかったです。
後半は少し怖かったです。
これだけ性格が変わるなんて、脳ってやっぱり重要なものなんだと思いました。
久しぶりに東野作品を読みました。
最初はなんとなく読んでいたんですが、東野ワールドに引き込まれました。
最後まで一気読みでした。
世界初の成人脳移植手術。
成功かと思われたが、手術前の穏やかな性格から、短気で狂暴な性格へと次第に"変身"する。
自分に移植された脳は誰のモノなのか。そして、本当の死とは何なのか───。
人の良い成瀬純一から気性の荒い京極瞬介へと変わってゆく。
主人公の人格がだんだんと変わっていく様が面白くて怖かった。
けれど、京極瞬介は一概に悪役とは言い切れない人間だと思った。
事件に巻き込まれ、脳に損傷を負った青年に世界初の脳移植が行われる。手術は成功したかに思われたが、青年は自身の性格や嗜好が変わっていくのを感じ、脳ドナーの事を調べ始める。
性格の変化の描き方として彼女の事を、名前→「彼女」→「あの女」→「絵のモデル」と変えていくのは巧い表現。
でも、脳ドナーの謎とかは読めたので盛り上がりに欠けて終わった感じ。
脳移植により徐々に人格が変わっていってしまう男の話です。
が、どうにも東野圭吾の面白さが無い感じです。
ほぼ最後までストーリーの予想が出来て、どんでん返しが無かった感じです。
予想通りの展開、予想通りの結末でした。
面白事に代わりは無いんですが、期待していたものが無かったのは残念です。
途中までは面白かったけれど、後半グロテスクな表現が多く、期待度も下降気味だった。結末もいまいち。
3分の1程で、先の展開が読めるような内容である。
しかし、展開は早く、それにしたがい主人公の語り口がどんどんと変化していくので、どんどん引き込まれて行く。
ネタとして、斬新なわけじゃないけど、遠くない未来に本当に起こり得そうな内容でそれなりに面白かった。
父の薦め。
わざと薦めたんだか、偶然なんだか。エディプス、ネクロ、などキーは僕にぴったり。
双子のシンクロあたりからロマン要素がぽつぽつ出てきて、終局無意識への旅を主人公が決意するにあたっては絶好。
ただ、最後の締めが脳科学者の言葉で、最も重要なのは脳死問題だとしてあることが、それは結局お門違いじゃあないかという印象。
エロ・グロをここまで描写豊かに描いたんだから、畢竟愛と死なのだと自信たっぷりに締めていい。
過程は大好きですね。
わかりやすい内容だったので
最後の方にどんでん返しが
あるのかと思ったが
予測できる範囲内だった、
でも内容的には
すごく好き。
話の展開が二転三転と展開されていくのが面白かった。
脳科学について話がよくでて来たけど、科学は物凄く発展してきたんだろうけど、脳科学についてわかっている事なんて氷山の一角なんだと思った。
息を抜いてお話を楽しむ要素がどこにもなかった・・・
人ってこんなに変わるのか・・・!?脳も人間の内臓の一部に変わりないのに、肝臓や腎臓を取り替えたくらいで人は変わらないのに、脳はやっぱり特別なのか・・・
東野作品には珍しく、まったく救われようのようのない作品で、はっぴエンドではないお話だったけれど、だからこそたくさん考えさせられる作品だった。
心が裂けていくなかで、優しさが顔をだすシーンに胸を打たれます。
医療技術の発展の先には、色んな壁があるとかんじました。
怖かった。
久しぶりにゾクゾクしました。
この世で一番怖いのはやっぱり人間だと思う。
こんなことが現実に起こるのかはわからないけど、自分が自分でなくなってしまうのなら生きていたくないな。

脳移植を巡るフィクション。
フィクションだと理解しているが、そのリアルな雰囲気を醸成する世界観にのめり込んだ。
苦しむ純一、共に苦しむ恵、研究者、背後の力、それぞれの目的は決して合致することなく、...






