みさき食堂へようこそ (わくわくライブラリー)

  • 講談社
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本棚登録 : 262
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (114ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061957343

作品紹介・あらすじ

みさき食堂は、ちょっとふしぎな食堂です。たべたいものがあるけど、わけがあってたべられない人が、ときどきやってくるのです。あなたがたべたかったあの料理、つくります。小学中級から。

感想・レビュー・書評

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  • ふしぎな食堂だと思いました。

  • みさき食堂、不思議な食堂です。

    3人の女の子それぞれの視点から語られる3つの話でできています。

    相手のことをよく知らずに嫌いになったり、思っていることをすぐ言葉にできなかったり。
    きっと共感できることがあるはず。

    中学年ぐらいの子におすすめ。

  • 食さ後悔してたり、心につかえた事があった時、その関係する食べ物を思い浮かべたら、みさき食堂のおばあちゃんとたまみちゃんの所に飛んでいき、相手の気持ちを知る…。児童書だけど、言いたいことを言えない気持ちが伝わる物語。ちゃんと、もえちゃん、みおちゃん、林さんの話が完結するのもいい。小学生にオススメ。たまみちゃんの物語も読みたい。

  • トモ…を借りようとして「食堂」に反応して手に取った。
    さきっぽ岬の古めかしいミサキ食堂。
    ぶわりぶわりと風が吹くと、不思議なお客さんがやってくる。

    短くて読みやすい本だけど、ギュッといろんなことが詰まってる。
    どこかがヒリっとする感じ。
    考えてるのに「ぼんやり」と言われてしまうもえ。
    お母さんのおにぎりを捨てられた記憶。
    転校する前の大事な親友への想い。
    ゆっくり暖かいものを飲みたくなる。

  • この本は、変わった人たちがみさき食堂につれていかれるお話です。ココアやお茶などのゆげから、ふつうは見えないものが見えて、前にあったことを思い出させました。そしてほしい食べ物をおばあちゃんが作ってくれました。それを食べて、元々いた場所にもどって、楽しく終わりました。

  • 図書館本。岬のさきっぽにあるみさき食堂。ここにはちょっとした行き違いから友達を憎く思ったり、言い過ぎてしまったりした人が時空を超えてやって来ます。

  • みさきしょくどうはふしぎなしょくどうだと思った。
    ※図書館で借りた本

  • 2022.08.20

  • サクッと読める短編3つ

    お話しのパターンは同じだけど
    それぞれに想いがあってみさき食堂へきた
    背景がある。
    人の気持ちは時にすれ違ってわからないこともある

    働き者のおばあちゃん長生きしてたまみちゃんと
    ずっと一緒にいてあげてほしい

  • 心がほっこりするような。

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著者プロフィール

香坂 直
『走れ、セナ!』で、2004年第45回講談社児童文学新人賞佳作、2006年第16回椋鳩十児童文学賞を受賞。2007年『トモ、ぼくは元気です』で、第36回児童文芸新人賞を受賞。『みさき食堂へようこそ』などの作品がある。

「2013年 『YA! アンソロジー エール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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