- Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062115285
感想・レビュー・書評
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土壇場での人間の生に対する執着ってすごい。
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感想やらなんやらは下巻にて。
20120109読了。 -
逆方向に向かう世界の中で、「矜持」を守った人間達のお話。現実世界から見ると余りにファンタジー。それ故、美しい。
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長っ!!
厚めの単行本2冊くらいなら普通に読むけど、まさかの上下二段書き、しかも一行一句も気が抜けない福井晴敏・・・
はじめ超ナヨボーイな政人が伊507に乗った頃から大人になってきます。
さすがに海底で息も切れ切れのときにナバールに乗り込むシーンは出来すぎだと思いましたが。
ま、主人公ですし。
フリッツと清水の掛け合いもかなり微笑ましいです。
というか清水、いい奴です。あんな反社会ボーイの政人は清水に感謝すべき。良いバッファになってくれてるし、友達想いだし。
清水みたいになりたい!
いい奴なの?悪い奴なの?だった絹見艦長も高須先任も艦と日本を思う気持ち故の厳しい行動ってのが判明したし。
本当、福井さんの本は「悪い奴」がいない!(味方兵内には)
だからあんな寄せ集めの船員が集まる伊507でも命を張って助けようと思ったんだよね♪パウラ♪
朝倉大佐の考えが気になりますが、とりあえず誰も死なずに!
第二次世界大戦がベースだから無理だとは知ってるけど、それでもハッピーエンドに!
みんながみんな、愛すべきいい奴なので強く願います! -
「亡国のイージス」の後だけに期待が高かったが、中途半端なファンタジー色が出てしまったのが残念。
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吉川英治文学新人賞(2003/24回)
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入院中に読みました
暇つぶしのつもりが はまりにはまって・・・・・
戦争について 考えさせられました
途中でなんか現実離れ的な SFっぽい所が
僕的には 残念ですが 別に 事実に基づかなければ
いけないわけではないから良しとしましょう
少年兵が出航前に歓楽街で1夜をすごす場面が
ほほえましかった覚えがあります
ぜひ終戦記念日頃に・・・・
オススメします -
新感覚の第二次世界大戦もの。その前に読んだ「イージス」の印象が強いまま読んでいて、ちょっと違和感を感じるのが全体としての軽さ。さまざまな意味で扱っている素材は重いのだけど、そして作者のその重さを承知して書き込んでいると思うんだけど、書き込んである事実はとっても重いんだけど、それを背負っているはずの人の歩みが軽々しく感じられるのはなぜだろう。
潜水艦の戦いの感じは、「沈黙の艦隊」にそっくりで、書き方も戦術も、どうも二番煎じに感じられてならない。タイトルにもなっている「兵器」のアイデアも、なんとなくガンダムのニュータイプを小説的に発展させて歴史に押し込んだような感じがしてならない。ストーリー展開は、さすがと思うのだけど、どうも満足できないのはどうしてだろう。
下巻に期待。
2005/6/1