ツチヤ学部長の弁明

著者 :
  • 講談社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062120784

感想・レビュー・書評

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  • 女は「こういうロクでもない男と一緒にいてやってるんだ」と考えて我慢の毎日を送っているのだ ことわざの正しい読み方 色白は七難隠す、美しいバラにはトゲがある、美人薄命、鬼も十八、番茶も出花、、天は二物を与えずなど独自の視点で面白かった

  • ちょっと重たい本を読んで落ち込んでいたときだったのでとても癒されてしまった。こんな人がいてくれる限りは大丈夫な気がする。こんな人が先輩であることは誇らしい。くすりとせずにはいられない。自分を蔑みすぎて元気なときに読むといらっとするけど。

  • 敬愛する土屋賢二氏の10作目の単行本。

    初版2003年だが、2000年頃から方々に書いていたエッセイをまとめたもの。
    当時、土屋氏が御茶大の学部長をさせられていた事から、こういうタイトルになったぽい。

    いしいひさいち氏の漫画がちょこちょこ出てくるが、これはイマイチ面白くない。
    心なしか、土屋節も精彩にかけるような気もした。
    カテゴリーとしては「我笑う」と同じだが、
    本人が乗り切れておらず、愚痴っぽく、ワンパターン化が激しい。

    それでも、十分笑えるが。

  • 父親がむふふって笑いながら読んでたから、奪って読んだ。
    むふふw

  • いつのまにか学部長になってたってのにかなり驚かされた。でも相変わらずの感じでこれでお茶の水良いのかしら・・・?でも一回で良いから講義とか聴いてみたいな。

  • 05/11/06読了。
    氏の著書を読み始めて三年。相変わらずのクオリティを保ってくれている。面白いうえに、マイナーなとこが好きです。

  • どうも、我が校の名物教師らしい。チャーミングなおじちゃん、という感じです。一冊読んだら、彼の言いたいコトは大体分かりますが、どんどん新刊出てます(笑)先生に絡んでいったら、本のネタになれるかもしれません。

著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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