年に一度、の二人

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062138703

感想・レビュー・書評

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  • <font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062138700/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ec1.images-amazon.com/images/I/21TbvDTCnOL.jpg" border="0" alt="年に一度、の二人"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4062138700/yorimichikan-22" target="_blank"> 年に一度、の二人</a><br>永井 するみ (2007/03/07)<br>講談社<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062138700/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>来年の同じ日に、同じ場所で。男と女は再会の約束をした−。7年間、秘密の逢瀬を重ねる主婦の物語「シャドウ」、1年後の約束に思いを募らせるOLの姿を描く「コンスタレーション」など、全3編を収録。</strong></p></blockquote>
    上記のほか「グリーンダイアモンド」。連作短編集である。
    それぞれの物語は、香港のハッピーバレー競馬場の同じ場所で10月の第三水曜日に会う、というキーワードでつながり、さらに最後の物語でそれぞれの登場人物たちにつながりができるという仕組みになっている。
    いささかつながる必然性が弱いような気もするが、舞台になる「場」を思えばそれほど気にならないかもしれない。
    どの物語のどの二人にも何の結論も出させずに物語りは終わっているのだが、ここで終わりではなく きっとこれからがあるのだろうと予感させるラストになっているので中途半端な感じはしない。</font>

  • タイトル通り、年に一度だけ会う約束をしたカップルのお話。3篇に分かれており、3篇目でちょっとだけ結論として重なるお話。
    淡白なお話ですので、さらっと読むには良いかもしれません。3篇構成があまり宜しくなく、途中で消化不良と勘違いされるかも。。。と言ったお話です。

  • 恋愛をテーマにした連作中編3編。1話目も2話目も中途半端な終わり方だったのでどうなることかと心配したが、なんとか着地できた。個人的にはもうちょっとはっきりとした結末が好みだが、こういうのもありか。

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