決定版 心をそだてる 松谷みよ子の日本の神話 (決定版101シリーズ)

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  • 講談社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062165242

感想・レビュー・書評

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  • 子供が0歳の時からお世話になった「いないいないばあ」の作者による古事記、日本書紀の絵本。ひらがなが多くて一見幼児向けと思いきや出てくる単語は現代語訳しておらず、注釈もついて、かなりボリュームもあるので大人でも十分楽しめた。

  • 「古事記」「日本書紀」という書物のタイトルは知っているものの、その中に何が書いてあったのか…改めて聞かれると、私は何も知らないことに気づかされた。日本人として生まれたのに日本の建国について知らないというのはいささか恥ずかしい思いがするが、しかし今から難しい書物を読み解くのはちょっと…
    そんな人にもぴったりな、まさに日本の神話の”決定版”だ。豊富な図版や解説もたっぷり書かれていて、絵本というよりは事典ともいえる重厚な内容で大満足!大人も楽しめてためになる一冊だ。

  • 『古事記』『日本書紀』『風土記』、また地域に伝わる神話からもいくつか取り上げて構成されています。
    「国生み」「ヤマタノオロチ」「ウミサチヒコ ヤマサチヒコ」など有名なものはもちろん、日本の主だった神話がたくさん載っていてまさに決定版!
    ものしりコラムにミニコラムも充実。
    大人もじっくり楽しめる内容でした。

    国語で習った日本の神話が読みたいとのことでたくさん載っているこの本を借りました。(長女小2)

著者プロフィール

1926年、東京生まれ。1944年頃より童話を書きはじめ、1956年、信州へ民話の探訪に入り、『龍の子太郎』(講談社)に結実、国際アンデルセン賞優良賞を受ける。以来、民話に魅せられ創作と共に生涯の仕事となる。日本民話の会の設立にかかわり、松谷みよ子民話研究室を主宰。著書に『女川・雄勝の民話』(国土社)『日本の昔話』『日本の伝説』『昔話一二ヶ月』『民話の世界』(共に講談社)『現代民俗考』8巻(立風書房)など。

「1993年 『狐をめぐる世間話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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