- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062166577
作品紹介・あらすじ
一緒に暮らそう、一生に一度の気持ちでそう誓い合った翌日、惨劇が襲った。日本中を悲しみで震撼させたバス転落事故に巻き込まれた男と女。…なにがなんでも、あの人に会いたい。強い気持ちで待ちつづけた時、信じられないような奇跡がおこる。切ない気持ちの輝き、強い願いの果て、空と山がまじわる場所での感動の再会。
感想・レビュー・書評
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幻想的な文章で、不倫を題材にしているけど、ドロドロした感じはなかった。でも、私には理解できない世界観。芳ちゃんは、辰子を愛しているというより、ただの自己チュー男にしか思えないし、辰子も、平凡な毎日から連れ出してくれるなら、何も芳ちゃんでなくてもよかったのではないかという気がして、感情移入できなかった。
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自分の葬式を昔亡くなった不倫相手と見つめている場面がシュール過ぎ
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怒り、憎しみを描写せずに終幕するので、結局この物語はいったい何だったのだろうという感想。
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昨年読んだ高樹のぶ子さんの『マルセル』はめちゃめちゃ面白い推理小説だったが、今回読んだのは、危ない恋をしている二人の行く末を見つめたある意味ファンタジー小説です。お互い家庭がありながらも、死し合ってしまった二人が迎える結末はある一瞬はたしかに哀しいのだが、高樹のぶ子さんはさすがその後の主人公を見つめ続けハッピーエンドを描き出してます。
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途中から話が分からなくなったが、綺麗な表現の多い作品。
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なんか最初は内容がよくわかりませんでしたが、最後にやっとわかりました。なるほど、奇跡ですよね。
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最後の最後に死ぬ一点。こういうの好きだけど、やっぱり生きてるうちに・・・
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芳ちゃんイイ(*´`)
不倫の憧れなのかな?
雰囲気がもー大人ってかんじ←