- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062168540
感想・レビュー・書評
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妻を亡くしてしまって、子育てがいま一つ分からない三陸沖で漁師をしている父親・優作と中学3年の息子・悠太。毎日のように川釣りをしている、小山内未帆という影のある女性。彼女を師匠とし、幻の魚をめざして3人は奮闘するが。。。
ミステリーなのか、冒険小説なのか、釣り小説なのか?いま一つ焦点がぼけてしまっているような。
残念ながら釣りをやらないので、余計に持て余してしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
26特に取り立てて言うことなし。主題がわからん!
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初めての作家さんなのですが、文章は読みやすかったです。
ストーリーもたくさん人物が出てくるワケでもなく、理解できる内容です。
大まかに言うと川釣りの話です。
最後の方の展開はちょっと強引な感じ。 -
著者は10年前『滅びのモノクローム』で江戸川乱歩賞受賞デビューを果たし、“釣りミステリー”のジャンルを確立させた。
本作品でも、豪快オヤジ、グレかけた息子、謎の美女、フライフィッシィング、埋蔵金伝説など、エンタテイメント要素が詰まってます。冒険ヒューマン釣りミステリーとして楽しめました。 -
ある東北の港町が舞台で東京から別れた男を追って流れ着いた女川釣り師と地元の漁師親子の微妙な関係の話し。
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父子家庭の父子と彼らに関わる女性の再生と成長の物語にライトなミステリをちょい足ししてみました、みたいな。ただ、幽霊船のエピソードはよかったけど、本筋のはずのフィッシャーマンのエピソードが余計に感じたのは残念。