僕は君たちに武器を配りたい

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062170666

感想・レビュー・書評

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  • 10年前に書かれた本なので、いまこれを読んで目新しさがあるわけは無いのだが、普遍的な内容とか、当時から見た近未来の予測がかなり精度高く現実になってる部分もあり、読み物として面白い。
    アジテーターとして熱い部分が伝わって、ちゃんと生きなきゃな、という気持ちになる。

  • 2011年時点の買い手市場と2023年時点での売り手市場では状況がかなり違うので、その点は古さを隠せない。
    但しコモディティよりスペシャリティを目指せというのは昔も今も変わらない普遍的なテーマだと思う。それでも★3。
    社会出たての若者に、スペシャリティを目指せというのはすぐ独自路線を目指せと捉えられないかが若干心配。コモディティは突き詰めて行けばスペシャリティになる。その部分の補足がもう少し欲しかった。

  • 教養をビジネスにしようとする良くない風潮の元ネタ本であり、近年、偉そうにして頭いいとされてる自称知識人はだいたいがこの人の影響を受けているといっても過言ではない

  • 自分がモヤモヤとしていることをシャープに撃ち抜いている本だった。

    なんとなく勉強しているだけじゃダメ、特に周りがやっているから…と同じことをやっているようではコモディティになってしまう。
    トレーダーでもエキスパートでもない、イノベーター?マーケター?投資家?起業家?
    自分はどれに近しい人でありたいか?

  • モチベの高い人向けの本。この人の金儲け方が知れ、大きく参考になる本。

  • 近年になってかなり言われていることを2011年の時点でここまで明確に書いてるのがすごい。

    これからの時代を生きる上での考え方の軸になると思う。大学入学する頃に読みたかったかもしれない。

    自分を磨き、複数の強みを備えてこの時代を生き抜きたい。

  • 誰か他人のでなく、自分の人生を歩むとはどういったことなのか、知っているようで知らないことにたくさん触れられる一冊です。
    瀧本さんが今生きていたらどんなふうにおっしゃるだろうと考えて読み進めました。自分に残る賛否両方ひっくるめて、素晴らしい一冊です。

  • 10年以上前に刊行された本。
    著者はもう他界されている。

    今読んだらどう思うんだろう?と思いながら読み始めたが、結構面白かった。

    全部に同意はしないけど、賛同できる点が少なくなかった。

    印象的な文を一つ

    時には周囲から「ばかじゃないのか」と思われたとしても、自分が信じるリスクを取りにいくべきだ。

    私の人生、まさにこんな感じ。

    大学で指導している学生にこの本を勧めてみようと思う。

  • 気づきを与えてくれる本だった。
    情報を本当に簡単に手に入るようになった。そんな時代だからこそ、何に注目するのが良いのかわからなくなることがある。
    自分に即物的に役立ちそうな資格や情報に目が行きがちだが、そうではないという視点を与えてくれた。
    また迷ったときに読みたい本だ。

    ただし、資本主義により良く生きる方法についての著者の意見である。

  • 2022京都外大図書館プロジェクト Library Explore Mission(L.E.M.)学生選書
    京都外大図書館所蔵情報
    資料ID:559856、請求記号:159.7||Tak

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著者プロフィール

京都大学客員准教授、エンジェル投資家、教育者。1972年生まれ。麻布高等学校、東京大学法学部を卒業後、大学院をスキップして直ちに助手に採用。専攻は民法。任期終了後は学界に残らず、マッキンゼーへ入社。3年で独立し、多額の債務を抱えていた日本交通の経営再建などを手がけながら、エンジェル投資家として極めて初期段階の企業を15年以上にわたって支援し続ける。京都大学では教育、研究、産官学連携活動に従事。「意思決定論」「起業論」「交渉論」の授業を担当し、人気NO.1若手教官として「4共30」講義室を立ち見に。各界において意思決定を先導するリーダーを育てることを目標に、選抜制の「瀧本ゼミ」を主宰。著作物やディベートの普及活動を通して、次世代への教育に力を入れていた。2019年8月10日永眠。

「2022年 『瀧本哲史クーリエ・ジャポン連載集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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