建礼門院徳子

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 25
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062172837

作品紹介・あらすじ

「あなたがいたから、死ねなかったのです」清盛の娘・徳子が、平家でただ一人生き残ったのは偶然ではなかった。禁忌を恐れず、憎むべき相手を愛してしまった女の懊悩とは-。後白河法皇の強さに惹かれた女の生涯。長編歴史ロマンス。

感想・レビュー・書評

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  • 女性の描く歴史小説が好きです。この時代の雅なお方は何度も呼び名が変わるから少し読みにくかったけれど。

  • テーマは面白かったのですが、私としては不完全燃焼感が残る話でした…

  • 德子が秘めた後白河院への思いが息苦しいほどだった。
    漱石、子規などの本はおもしろく読んだが、歴史物語における人物造詣のフィクション部分はどれほどの割合なのだろうか。 
    近代作家のものに本領を発揮する作家だという感が残った。

  • 徳子の恋の相手が、彼!? そりゃないやろ〜何か違和感。
    むしろ、姫姉妹たちのこともっと詳しく書いて欲しいな。

  • 壇ノ浦に沈んだ安徳天皇の母としての徳子は知っていた。

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著者プロフィール

1944年、福岡県北九州市生まれ。
同志社女子大学英文科卒業。商社勤務ののち、90年、尾形光琳の生涯を描いた「雁金屋草紙」で第一回時代小説大賞を受賞。
主な作品に、「あがの夕話」「後朝」「萌がさね」「想ひ草」「蔦かづら」「一葉」「漱石の妻」などがある。
また、近著の「兄いもうと」では、妹・律の視点から正岡子規の壮絶な生涯を描き切り、子規の解釈にも一石を投じた。

「2014年 『花筏 谷崎潤一郎・松子 たゆたう記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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