贖罪の奏鳴曲

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2073
感想 : 363
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062173773

感想・レビュー・書評

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  • 怪しいと思ってますよ
    ええ
    だって前科あるんでしょう?
    あの人がやったに決まってます
    私?近所のババアですが何か

  • 4.0 裁判を扱った小説。期待以上でした。

  • ☆3.5 少年犯罪、障害者、薬物、保険金殺人、医療過誤など社会的な要素を多く含んだ法廷ミステリー。 主人公は少年犯罪の過去を持つ悪徳弁護士というダークヒーロー的キャラクター。 途中までは嫌ミスのような印象をもったが、読後はそれほどでもなかった。また事件の真相にせまる最後のどんでん返しの繰り返しは評判通り。ただ背景や描写が重いだけにすっきりとはいかない。 途中の音楽の描写は音楽に興味のない私にとっては少し間延びしているように感じた。

  • 前からちょっと気になってたシリーズをようやく読み始めた。悪徳?かつ敏腕弁護士の御子柴が主人公で、なかなかのどんでん返しが待っている法廷ミステリ。意外と面白そうだなーと思って読み始めた一冊だが予想に違わず面白かった(*´∀`)♪シリーズの続きが楽しみ❤️

  • 中山作品は、ドビュッシー、ラフマニノフ、ショパンに続き4作目。非常によかった。「どんでん返しが止まらない」のあおり文句の通り、クライマックスに向かうにつれどんでん返しの連続で大変満足した。読んでわかる『贖罪』の意味。御子柴の過去。稲見の言葉。「一生かけて罪を償う」と口にするのは簡単だが、それを行動で示すとなると…法廷シーンも迫力あって楽しめたし、次が楽しみな作品。

  • 面白かった
    本編から離れて弁護士「御子柴礼司」が出来上がる部分が長く書かれているがここが非常に深い。
    法廷のシーンも最後のどんでん返しもよかった、だがしかしそこほったらかしにするの?という部分があって…
    刑事の渡瀬と古手川がでてきます、中山七里さんのシリーズものなんですね。

  • ヒーローではない
    かといってダークヒーローでもない

    やっぱり人間なんだなぁ

    後味は思ったほど悪くない
    救いがないわけじゃない

    割り切れないのは当たり前

  • 普段は通勤電車でしか本は読まないが自宅でも読み進んでしまうのは面白いということ。主人公の過去など読んでると苦しくなってくるが先を読まずにはいられない。痛快ではないが読了感あり。

  • 弁護士、御子柴礼司シリーズ。
    ドビュッシー~のシリーズは既読だが、こちらは手付かずだったので。

  • 法廷ミステリーかと思って読み始めましたが、表紙を開けて1ページ目から、いきなり主人公である弁護士・御子柴が死体を遺棄するシーンから始まる。コレ、シリーズ物だよね!?瞬間に引き込まれました!御子柴が追う事件、御子柴が追われる事件が絡まり、加えて御子柴の過去の驚きのエピソード。真相は最後の最後まで振り回されて、ミステリーとしても、とても楽しめました。作中、二転三転する御子柴のキャラクターも、最後まで読むととても魅力的。次も読みます!

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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