贖罪の奏鳴曲

著者 : 中山七里

• 講談社 (2011年12月22日発売)

感想・レビュー・書評

[showさんの感想 · 2022年1月12日]

これも最後のどんでん返しがすごい

[ジョージさんの感想 · 2022年1月6日]

最高ですね。中山先生の世界です。次が楽しみです。

[akiquettoさんの感想 · 2021年12月16日]

再読。
この件を選んだ動機が薄い。
母息子に共感出来ないから、
贖罪に果たしてなるのかなんだかすっきりしない。
音楽で改心？するところも、あれ？こんなに簡単にだったっけ？と後の作品読み続けたあとに読み返すとなんだか残念に。

[もんさんの感想 · 2021年7月6日]

面白かった！
犯人はなんとなく想像つくもののトリックやそこまでの心情は想定外！
半分から一気読み
シリーズ第1弾とのこと、続きが楽しみ。

少年凶悪犯罪者が弁護士になる。事件の一部に関わりつつも無罪判決を勝ちとり…でもそこで終わらない…二転三転どころじゃないのが面白い！

御子柴礼司、医療少年院時代についた名前で、そこで出会った友人？と教育担当の稲見との触れ合いで生まれ変わる。
この場面の話がまた深かった…

[サンタマリアさんの感想 · 2021年3月8日]

無難に面白かった

[akotanさんの感想 · 2020年12月9日]

14歳で猟奇殺人を犯し、その後弁護士になった御子柴礼司シリーズの第1作。
高額な報酬を得る悪徳弁護士と言われるが不利な状況でも判決をひっくり返す辣腕の持ち主。業界は違えどまるでブラックジャックのようだ。
神戸の事件がちらつき嫌な気持ちになるも、御子柴礼司には肩入れしたくなるのは何故だろう。殺した子は生き返らない、遺族の悲しみは癒えない、加害者家族の人生も壊してしまう、刑期を終えたその後の人生をどうやって生きていくのか、、、一言では片付けられない。
生まれ変わるには、刑務所の中での出会い、経験は必須であろう。
冒頭の書き出しにすっかりミスリードされたが、二転三転は当たり前の中山七里さん。読みごたえありの結末だった。

[Ladiasさんの感想 · 2020年2月8日]

ドラマを見て、原作が読みたくなり、読んでみた。起こる事件等、ドラマと違うが、設定は似た感じ。逆にドラマはうまく作ったな、と思った。

[kei_mさんの感想 · 2020年1月25日]

「悪徳弁護士」御子柴礼司シリーズ第一弾。
御子柴礼司が死体を遺棄する場面から始まる。
国選弁護人として、最高裁まで持ち込まれた事件の弁護とともに、弁護士自身の過去が語られる。
贖罪がテーマなのか、御子柴礼司も悪徳弁護士ぶりがきわだっているわけでもなく、中途半端に印象だった。
(図書館)

[ako.さんの感想 · 2020年1月17日]

てっきり『殺人の汚名を着せられた過去のある正義漢』かと思いきや、本当に殺人を犯したことがある主人公とは。そこにまずびっくりしました。
中山さんの小説はとてつもなく読みやすいのに、深く考えさせられる。今回も色々と考えました。正義とは。お金とは。自分の思い込みや偏見について。

今回はシリーズ第１弾なので自己紹介的な部分も多かったと思うので、次回以降もとても楽しみです。

[caninhaさんの感想 · 2019年7月1日]

御子柴礼司シリーズの第1弾。
先に読んでしまった作品もそうだけど、勝利を勝ち取ってから実は…っていう展開がかなりブラックミステリ。

著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい！」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲（ルビ：ソナタ）』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲（ソナタ）』『追憶の夜想曲（ノクターン）』『恩讐の鎮魂曲（レクイエム）』『悪徳の輪舞曲（ロンド）』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司～贖罪の奏鳴曲～（ソナタ）」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」