人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない
- 講談社 (2012年4月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062176415
感想・レビュー・書評
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評価が分かれるだろうね。
「多岐に渡ってビジネスのヒントが書いてある」と喜ぶ人もいれば、「成功者が思いつきをそれらしく語ってるだけじゃねえか。自己愛を満足させるために作られた本だな」と嫌悪感を抱く人もいると思う。
で、僕は、どっちかというと後者。
「どっちかというと」という留保をつけたのは、まさにずっと「自己愛の腐臭が漂う」と思いながら読んでいたのだけど、あとがきで「藤田君」の「奥」を「引き出したい」と思って本書を作った、というくだりに納得したから。
そう。確かに、本書は藤田さんの落ち着きというか、度量の広さというか、そういうものが行間からにじみ出ている。
その点において、本書は成功していると思う。その点のみにおいて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生論、働く上で大事なこと。
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前作の「憂鬱で・・・」は正直、響かなかったが、
今作は、考えさせられる言葉がギッシリ詰まっていた。
きっとどこかで誰かが見てくれていると信じて、これからも。 -
父親に薦められて読んだ。一代で会社を築いている著者2人だが、モチベーションの高さ、人生=仕事に対する意識に脱帽。またこの本のタイトルは今の自分を救ってくれる言葉だと思う。
・今日と違う明日を生きろ
・成功は失敗の基
・ハマらなければ始まらない
・人は一つの人生しか生きられない -
「憂鬱でなければ仕事じゃない」の続編
自分的にはこっちの方がぐっとくる内容だった -
タイトルにつられて。見城さんの話がとても面白くて、ひきこまれた。
仕事、頑張ろうと思った。 -
「憂鬱でなければ仕事じゃない」に続く第2弾。
あるテーマに関する見城氏のなげかけに対し、藤田氏が答える形式も変わらず。
どちらかと言えば、熱く、厳しい意見を投げかける見城氏の一方、
冷静に、暖かな意見を投げかける藤田氏。
この絶妙なバランスも健在で、どれも深く、心に刻まれるテーマばかり。
ビジネスパーソンには是非とも読んで欲しい1冊。
仕事に臨む姿勢を見直し、自分に厳しくありたいと思える。
時を置いて再読したい。 -
『憂鬱でなければ、仕事じゃない』の続編です。
熱く、時に攻撃的な見城さんの言葉に目が行きがちになりますが、
私は藤田さんのフォローに共感する部分が多かったです。
見城さんが「アクセル」ならば
... 藤田さんは「ブレーキ」ではなく「クラッチ」。
その人の仕事へのスタンスにより、
どちらに共感するかは変わると思いました。
それにしても見城さん、熱い!