- Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062184977
作品紹介・あらすじ
タイトルのトリセツとは、「取扱説明書」を略したものです。
『図書館のトリセツ』は、図書館の正しい取り扱い方を、楽しく知るための本です。
読者対象は、小学生以上。
図書館ってどんなところ?
図書館でできることはなにがある?
図書館の本ってどんなふうに並んでいるの?
図書館の分類ってなに?
図書館は本との出会いの宝庫!
本の見つけ方のこつは?
調べ学習や自由研究なら、図書館で調べよう
リファレンスってなーに?
困ったときのQ&A
などなど。
小学生がはじめて図書館を利用するときのとまどいやお悩みを解決する、楽しくて、わかりやすいガイドブックです。
イラストはスギヤマカナヨ氏。
感想・レビュー・書評
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550
福本 友美子
1951年東京都生まれ。公共図書館に勤めた後、児童書の研究、翻訳などで活躍している。「おさるのジョージ」シリーズ(岩波書店)、『としょかんライオン』(岩崎書店)、『ないしょのおともだち』(ほるぷ出版)、『シモンのおとしもの』(あすなろ書房)など絵本の翻訳を多く担当。編著書に『キラキラ子どもブックガイド』(共著、玉川大学出版部)などがある。
江口 絵理
1973年生まれ。阪急コミュニケーションズ(元TBSブリタニカ)勤務を経て、イギリスの出版社ブルームズベリーにインターン勤務。その後、フリーランスの編集者・ライターになる。おもな著書に「ミーアキャットの家族」「ボノボ」(そうえん社)などがある。
もう1つ図書館のいいところは、古い本も読める、ということです。本屋さんにならんでいる本は新しく出版されたものが中心で、低庫はどんどん入れかわります。けれども図書館には、もう本屋さんで買えなくなった本もちゃんとあるのです。10年前の本も、30年前の本も、100年前の本も。
わたしたちは赤ちゃんのときから、「五感」―ー見る、聞く、さわる、味わう、 においをかぐ―ーを使って自分のまわりの世界のことを感じてきました。けれども五感でわかるのは、自分が今いるその時間、その場所のことに限られています。一生の間に実際に体験できることといったら、実はほんのわずかしかありません。その限られた時間と場所をこえていく方法、それが、本を読むことです。本が、自分と知らない世界をつなげる窓になってくれるのです。「本を読む人」は、読まない人よりずっと多くの体験をし、ずっと広い世界を知っていることになるのですね。
図書館にはありとあらゆる種類の本がならんでいます。1冊1冊の中に、わたしたちがまだ知らない世界が広がっています。先日テレビドラマによく出ている人気のある俳優さんが、「最近行ったところでよかったのはどこですか?」と聞かれ、「図書館!」と答えていました。どうしてかというと、「自分の興味とちがうところでも、 なんかすごい刺激があったんで」というのです。わたしたちはふだん自分の興味あるところにばかり日を向けてしまいますが、図書館には、知らない世界へ飛びだすチャンスがいくらでもあります。本を読んで今まで知らなかったことに日を向け、新しいことに興味をもって、あなたの世界をぐんぐん広げてください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
図書館を活用しようというより、「本と仲よくなろう」「図書館に入り浸ろう」のススメ。
・図書館ってこんなところ
→本がいっぱいある!から。
・本と出会う
→分類など探し方も丁寧なんだけど、ブラウジングの楽しさも。
・本で調べる
→百科事典、レファレンス
☆読み終わったら、図書館に行きたくなる。 -
小さいお子さんと図書館に行く前に読むのがお勧めな、図書館の約束が書いてある本。
本の探し方も載っている! -
タイトル通り、図書館の取り扱い説明書。
小学生くらいの子供を対象にしていると思うのですが、大人が読んでもおもしろいし、けっこうためになります。
知ってるようで、知らないこと。いまさら聞けないこともふくめ、図書館の利用法がよく分かります。
娘が小学生になったら、読ませないと思いました。 -
2017.07.26読了 図書館
レファレンスって一回も利用したことないな。今度利用してみようかな。でも、あの小さな図書館にあるのか? -
【概要】図書館の正しい取り扱い方を楽しく知るための、図書館ガイドブック。(取扱説明書。)
【雑感】子どもから大人まで、図書館と本の基本のキ(だけどなるべく早く知っておきたい、とても大切なこと)を知る本の1冊としてピッタリ。
項目「本で調べる」(p69からp137まで)では、(おそらく小学生の)トショくんとカンコちゃんが登場して、実際に調べる様子がストーリーで描かれていて分かりやすい。
p143の「テーマの見つけ方(全国学校図書館協議会 としょかん通信第267号より)」の亀の子マップと5W1Hマップは子どもへ分かりやすく伝えるために使えそう。 -
学校司書になって、不安のあまり最初に手に取った本。調べ物の仕方、レファレンスの仕方、図書館の使い方、可愛いイラストと共に解説してある。わかりやすい。
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おもしろい、と思うんだけどなぁ。
読めるかなぁ。