講談社のおはなし絵本箱 ながぐつをはいたねこ

  • 講談社
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本棚登録 : 116
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062187817

作品紹介・あらすじ

貧しい粉屋の末っ子の唯一の財産といえば、ねこ1匹。希望を失いかけた末っ子をねこは勇気づけ幸せを約束しますが…。ペローの昔話。

感想・レビュー・書評

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  • 猫が農民にカラバ侯爵の土地だと言え、と言う繰り返しの部分が少し省略されていて、同じようにした、と説明的になっている。

    飯野和好の絵柄的に猫やカラバ侯爵が田舎者っぽい。
    あまり西洋っぽさがなくて、ある意味新鮮。

  • 5歳9ヶ月

  • 表紙の絵がかわいい。末っ子がお気に入り。漢字があるが、ふりがながあるので子どもにも読みやすかった。

  • 4歳〜。
    ペローの寓話と飯野さんの絵柄。
    意外な組み合わせが、成功している。
    ぜひとも、西洋の昔話、童話を描くことにさらに取り組んでもらいたいです。

  • なかま
    1年生
    2年生
    4年生

  • 長靴をはいた猫って、こんな話でしたか??。昔のことで忘れてしまいました。落語のようにトントントンと話が進んで、めでたしめでたしになるのですが。特に猫の表情が面白く、素晴らしい絵になっていました。

  • 役立たずだと思われていましたが、男の子を王子様にしたりして、最後「立派な貴族になって、お城でゆうゆうと、くらしました。」というところがいちばん心の中に残りました。

  • 5-1 2015/09/09

    **********
    既に「昔話」と化している有名なお話。
    長靴にちなんで「梅雨」など雨にでも。

  • 5歳5ヶ月男児。
    表紙のねこの絵が何ともインパクトがあって読んでみた。
    ストーリーは、どう捉えれば良いのか難しいが、役に立たないように見えるものでも大事にすれば、良いことがあるかもよ、ということか?

  • 2000年刊行の『えほん 世界のおはなし(18) ながぐつをはいたねこ』を新装化したものとのこと。

    飯野和好さんの絵がなんともいい味を出しています。
    猫が特に魅力的。
    人食い鬼は大迫力でしたが、なんだかえんま大王みたい(笑)
    翻訳もだけど、特に画家によって同じ物語でも雰囲気がずいぶん変わるので面白いと思いました。

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著者プロフィール

末吉暁子・作:神奈川県生まれ。児童図書の編集者を経て、創作活動に入る。『星に帰った少女』(偕成社)で、日本児童文学者協会新人賞、日本児童文芸家協会新人賞受賞。『ママの黄色い子象』(講談社)で、野間児童文芸賞受賞。『雨ふり花 さいた』(偕成社)で、小学館児童出版文化賞受賞。『赤い髪のミウ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。シリーズ作品に「ざわざわ森のがんこちゃん」(講談社)、「きょうりゅうほねほねくん」「くいしんぼうチップ」(ともにあかね書房)など多数がある。

「2015年 『ぞくぞく村のランプの精ジンジン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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