- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062188340
感想・レビュー・書評
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「あの女」
お腹の中にいる命に。
断らないと分かっているからこそ面倒を押し付けたのだろうが、いくら初対面とはいえ少しは違う話し合いはなかったのか。
「結婚式」
喪に服しながらの式。
もしも本当に仕事を手伝ってもらっテイルのであれば、心の内に留めることなく事実か確認した後に問い詰めるべきだろう。
「奇妙な嫁」
少しずつ変わる二人。
無理して失敗して損害を被るくらいなら始めから断る方がいいが、そういう考え方で無理だと伝えたわけではないだろうな。
「苺」
罪悪感を抱かせる事。
本当に弟を護ろうと思っていたのであれば、忠告するだけでなく当日は理由を付けて休ませるなど対応できたのではないか。
「そのとき世界は」
子供を抱いて告白を。
何も感じることが無ければ置き手紙でも書いて消えていただろうが、話さねばならないと思ったから全てを語ったのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『イワンのばか』みたいな話かなと思って読んだが、全く教訓的なところなどなく、展開を十分楽しめた。
また、語りを務めた母親の事故死の謎をはじめとするミニミステリー要素もあり、作者の上手さが味わえる作品だった。 -
作品紹介の文章とみて、迷って読み始めたけど、読んだらイメージとは違う、心にじんわりくるいい話。
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きっととても良い本に違いない、と思いながら読みはじめ、期待をすこしも裏切るところなく本当に読んでよかったと胸を熱くしながら読み終える。
これって最高の読書だと思う。
イーヨくんの人物像が見えるにつれ、この表紙とても良いなあと感じた。
きっとこんな笑顔なんだろうな。
どうなっちゃうんだろう、、、ってはじめは心配になるけど、きっと良い結末になるって信じられる。これは素敵なことだ。
四男は笑った。
喫茶店のくだりとかね。 -
表紙の絵、そして本のタイトルを見る限りでは全編ほのぼの。
前振りからして、何でも「いいよ」と請けおってしまう青年のドタバタ風?
なんて感じで読み始めたら、違ってた。。
おっと、これは…以外に切ない、でもじんわり来るお話。
大山淳子さん初めて読ませていただきました
他の本も読みたくなりました。 -
「いいよ」
ー伊代太
まえおき から引き込まれた。
ハッピーエンドで良かった! -
最高のフィクション本。
ずっとそわそわしながら読んだけど、
最後にホッとさせてくれた。 -
よくある小説?と思いきや、ラスト数ページでのゾクゾク具合がすごい。うまく構成されていて、これは完全にプロだと思いました。 さくっと読めるので、手に取りやすいです。
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そこにいくかーーーってかんじだった!
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ちょっと変わった家庭の変わった五男と,亡くなった兄の婚約者だった女性の奇妙な同棲。
出来過ぎ感はあるが,ほっこり節で良し。