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- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062190985
作品紹介・あらすじ
「集団的自衛権」と改憲を考える究極の一冊、緊急出版! 左から右まで、もっとも幅の広い集団だった自民党から、ハト派がいつの間にか消え、タカ派の勢力が増している。
いったい何が起こっているのか。自民党ハト派の代表格から、外交の現実を見てきた当事者たち、安保法制懇メンバー、タカ派の代表格までが赤裸々に証言する。
はじめに 国際協調主義で歴史の克服を
第1章 ハトはどこへ行ったか
細谷雄一との対話 欧州に見る寛容と和解の歴史
第2章 ハト派の可能性
1 河野洋平との対話 かつてハト派は徒党を組んでいた
2 谷垣禎一との対話 民主党との対立の果て
第3章 外交の現場から
1 岡本行夫との対話 一国平和主義の幻想
2 玄葉光一郎との対話 軍事力を超えたルール形成力を
3 川口順子との対話 グローバル化とナショナリズム
第4章 政党幹部の憂い
1 石破茂との対話 心情的タカ派と現実的タカ派
2 山口那津男との対話 憲法解釈と集団的自衛権
3 平沼赳夫との対話 「敗戦」とタカ派の論理
あとがき
感想・レビュー・書評
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勢力均衡が欧州の歴史の伝統であるとしたら、それは単にパワーのバランスだけではなくて正義のバランスでもある。そして正義をどうやって均衡させるかといえば、それは技術的なものもあるが、より重要なものは、寛容の精神。
正義というのは国家が国家たりうる、国家をを構成する価値の体系。従ってそれを失うことはその国にとって脅威となる。
中国で、もうマルクスレーニン主義なんて信じている人はほとんどいない。
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