天と地の方程式 1

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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062195669

感想・レビュー・書評

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  • 身中に宿る天ツ神が目覚めた者は、神から卓越した特殊な能力を授かる。そしてその力を用いて、カクレドに潜む黄泉ツ神を見つけ再び封印し、世界を守る役目を与えられる。その者をカンナギという。不思議な夢に導かれ、栗栖の丘学園へ転校をしてきた田代有礼(たしろあれい、通称アレイ)は学内で同級生の厩舎修(きゅうしゃおさむ、通称Q)とともに異空間に閉じ込められた。無事脱出に成功するものの、その後しゃべる猿から「カンナギ」に選ばれたことを告げられる──。古事記を基に描かれた三部作の第1巻。
    五十嵐大介さんの表紙絵に釣られ読了。富安さんのお名前は知ってましたが、ちゃんと読むのは初めて。どの登場人物もコミュニケーション不足(笑)担任の伊波先生はあまり良い人には見えないが、もう少し仲良くしようという姿勢を見せてもいいのではと思う。Qの自由奔放な性格になんだかんだ言いつつアレイは合わせられそうだね。ハルコの能力は今後どう出るやら、アレイとは恋愛に発展しないだろうな(笑)展開は早く感じるが、残り2人見つけることと封印完了することを2巻で終える必要あるから仕方ないのかも。続きも読む予定。

  • 古事記を下敷きにした学園ファンタジー。
    Qとアレイ、まずは一巻、ふたりの男子がとても魅力的!
    カクレドのほころびを、この能力で探していくというのが面白い。
    二巻目以降、どう展開していくのか楽しみ。

    五十嵐大介の装丁、素晴らしすぎですよね…猿とか、神とか、ときめくよね…

  • 富安さんの本ではめずらしい、中学生が主人公。おもしろかった(^o^)次の巻も楽しみ☆

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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