- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062203029
感想・レビュー・書評
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電子書籍(DMM)で購入。
「自分らしさ」とは、自分のことを考えて動くことではなく、他人のことを考えて行動することで、自然と滲み出るもの。
他人のことを考えるときには、「心を働かせる」ことが大事。
知識や経験など頭で計算して考えるのではなく、どうすれば相手を喜ばせることができるのか、相手は何を望んでいるのかを考える。
自分の経験や知識をリセットして、相手に「変身」して考える。
松浦さんの優しい文体は、いつも心に馴染んでくる。
私にとっての新しい発見は、「たまには時間の制限を取っ払う」ということ。
日常生活では、「何時までにごはんを作ろう」とか、「いつまでに〇〇をやらなきゃ」と時間に追われているので、時間や効率を頭で考えて動いている。
でも、心で考えるためには、時間や期日を考えずに、とことん相手が喜ぶためにやる。
それが、心で考える練習にもなる。
ついつい効率重視でやってしまうことがあるけれど、(それはそれで必要なことだけど)心で考えることも大事にしていきたい。
それが私らしく生きることであり、幸せな時間の使い方だと思うから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心を使うということを書かれた本です。
心を使って~というのは、大切だし良いことだと思う反面、ずっとやってたら病んでしまいそうとも思いました。
心を使える状態というのは、少し余裕がある、いっぱいいっぱいではない状態です。片手を空けている状態。
常にそういう状態を保っておくのが大切ということなのかなと、思いました。私は油断すると、いっぱいいっぱいの状態になってしまうので、心を使える状態に居られるように、気をつけようと思いました。
図書館で借りて読んだのですが、またいつか読もうと思って購入しました。