- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062209724
感想・レビュー・書評
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「プレイヤーは楽。努力すれば他の人に頼らなくても成績は上がる。監督やコーチは他の人に動いてもらう必要がある」
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山中先生は当然として、羽生さんの知識というのか教養の深さに驚きました。AIについて、かくも深く知っているとは。
シンギュラリティは、私は来ないと思っているのですが、そういうことよりも、大切なのは、人間を特徴付ける一つである「知能」とは何なのかを考えてみること、そしてまた、人間とは何なのかを考えてみることだと、この本を通して思いました。
本書の最後の方で、山中先生の「生物って本当にすごいです、人間にしてもよくこんな精妙なものができたなと思います。例えば進化論が説明するような偶然の産物だけで本当に僕たちはできているのかなと感じる時もあります。」との言葉が一番心に響きました。 -
【資料ID】 97180122
【請求記号】 007.13/Y
【OPAC URL】https://opac2.lib.oit.ac.jp/webopac/BB50093266
ノーベル生理学賞・医学賞を受賞した山中伸弥さんと国民栄誉賞を受賞した
プロ棋士羽生善治さんの対談です。ips細胞や将棋の話題から人間の未来が語ら
れています。世界には未知な事がたくさんあり、人間の能力はまだまだ可能性
がある・・・前向きになれるお話です。 -
大好きな人2人。なんて贅沢!この2人が同じ時代に生き、私も生きているなんて…
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あ互いの世界での尊敬の念が伝わる内容。
将棋もサイエンスの世界も進化し続けるが、その中で人間の立ち位置を考える
対談として興味深いほんです -
羽生善治さんと山中伸弥さんの対談です。「AI」がテーマのようでもありますが、私には「AI」を材料にしたお二人の自由な思索の交歓のように感じました。ものすごく勉強になりますし、それでいて頭の中がスカッと爽やかにイニシャライズされたような心持ちになれます。読後の清涼感は、お二人の“人柄”の賜物ですね。