魂にメスはいらない ユング心理学講義 (講談社+α文庫)

著者 : 河合隼雄 谷川俊太郎

• 講談社 (1993年9月7日発売)

感想・レビュー・書評

[kenjixingさんの感想 · 2007年10月28日]

臨床心理学者の河合隼雄さんと谷川俊太郎の対談形式でユング心理学の基本を講義したものです

[magatamian nutsさんの感想 · 2007年10月22日]

河合隼雄氏と谷川俊太郎氏の対話式の内容。
職業柄、立場が違う二人だが、心を深く見つめようとするお二人の会話は、共通する部分も多くとても面白い内容だった。
河合氏についての疑問なども谷川氏が質問してくれていたので
河合氏著作の本には書かれていない一面も伺う事ができてとても面白かった。
この本を読んで、あまり知識のなかった宮沢賢治の事が知りたくなり詩集を購入した。

[443さんの感想 · 2006年8月18日]

河合隼雄と谷川俊太郎、この組み合わせだけでもう満塁ホームランだ。企画を立てた編集者が偉い。<BR>
心理学講義と名づけられてはいるが、特別な知識は必要とされない。<BR>知性も感性も、ここまでの高みに到達すると、明快に平易になるので、凡人にも理解することができる。<BR>まったくもってありがたいことだ。

[ナオさんの感想 · 2006年8月10日]

聞き手が谷川俊太郎というのが効いている。初心者向き、概論。

[nagiさんの感想 · 2006年8月9日]

詩人、谷川俊太郎氏の対談集。<br>
巻末の谷川氏の詩の臨床心理学的読み解きも興味深い。

[小蜜柑さんの感想 · 2006年6月19日]

全てに応用の利く思考。断定しない。曖昧さをのこす。不確定の中を彷徨う。

[りおんさんの感想 · 2006年6月7日]

日本でのユング心理学の権威である河合隼雄氏と詩人・谷川俊太郎氏の対談。箱庭療法の解釈や、対談者二人の生活史からユング心理学にアプローチした内容、谷川氏の詩から読み解く同氏の心理的探求など、一冊でたっぷりとユング心理学に触れることの出来る幸著。

[小蜜柑さんの感想 · 2006年5月28日]

全てに応用の利く思考。断定しない。曖昧さをのこす。不確定の中を彷徨う。

[朱葉さんの感想 · 2005年10月1日]

河合さんと谷村さんの対談。難しいけど、河合さんがスゴイということはわかる。

[sizimiさんの感想 · 2005年6月15日]

講演を本にしたものです。題を見ると難しそうですが、読みやすいと思います。