マリー・アントワネットと悲運の王子 (講談社+アルファ文庫 E 39-1)
- 講談社 (2004年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062568784
感想・レビュー・書評
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ルイ16世処刑賛成361票、反対360票、死刑執行猶予26票
フランス王家の墓所 サン・ドニ教会
あとがき
p.242
フランス人は革命で王政を廃止し、多くの王族、貴族を処刑したにもかかわらず、王政時代に強いノスタルジーを抱く人が、今でも非常に多い。
世界の王侯貴族の生活やゴシップ記事を専門に書く週刊誌
貴族年鑑…分厚い辞書のようなもの
どこそこの国の何々貴族が何々学校で教育を受け、誰と結婚して、何人子供が生まれて…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
豪華なヴェサイユ宮殿の生活、フランス革命、パリ脱出、現代のニセ17世騒動までを平易な文章で著述されている。
政治家としてイマイチなルイ16世は、不幸すぎる運命を辿る子どもの17世にとっては、優しく教養溢れた良き父であったことを知った。
それ以上に驚きは、ルイ16世一家が、2回も脱出を失敗したことであった。良く言えば天然であり、運に見放された最後のフランス王家だったのだろう。
ただ、難点は、平易な文章としたためだと思うが、内容に深みが足りない。 -
「マリー・アントワネットとフェルセン、真実の恋」が
良かったから期待してたんだけど、こちらはそれほどでもなかった。
この人は文章が上手くないので、内容で勝負だと思うんだけど、
残念ながら前半部分が非常に凡庸だ。
この作品のモチーフとなるルイ・シャルル王子のヴェルサイユ時代
について、ほとんど語られていない点も残念である。
前半の陳腐さに比べ、後半は面白かった。
ルイ17世生存説は日本で言えば義経伝説。
どこかで生きていて欲しかった。 -
女性週刊誌風味な軽いカンジだったので2〜3時間で読了。悲劇の王子ルイ17世の謎に包まれた最期を科学的に解き明かす系
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I will read this soon...
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前半はベルばら読んでいるなら知っている知識。