古代日本の超技術―あっと驚くご先祖様の智恵 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 49
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062571753

作品紹介・あらすじ

本書は、日本の古代(主として奈良時代以前)の先人たちの技術(匠の技)を、現代の科学・技術の視点から見直す試みといえる。現代文明を支えている先端高度技術(ハイテク)と比較しながら、古代人が自然をいかに巧みに利用してきたか、その優れた技術と智恵の数々を調べてみるのも興味深い。古代の日本が、木の文明、木の文化の国であったことが、自然を生かす方向に技術を発展させてきた。それらにまつわるエピソードからも、思わぬ新発見があるにちがいない。半導体研究者の著者は、どこに視点を置き、何を学びとったのだろうか。

感想・レビュー・書評

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  • 竹中大工館に行きたくなること請け合い。

  • 1/27
    釘、木、鉄、技術。

  • 蹈鞴(たたら)を踏んだ砂鉄から作った和鉄なら1000年でも大丈夫とのこと。
    古代日本の技術、恐るべし。

  • すっごい!すっごい!面白い。
    縄文尺!?
    遺跡を復元する為に、現代人はクレーンを使わなきゃなんない。
    古代人は、どうやって建てたんだろう?
    どっちが技術が上よ?
    五重塔が地震で倒れない秘密。
    匠の技って、こんなに面白いんだ!!

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著者プロフィール

志村史夫(しむら・ふみお)

1948年、東京・駒込生まれ。工学博士(名古屋大学・応用物理)。日本電気中央研究所、モンサント・セントルイス研究所、ノースカロライナ州立大学教授(Tenure:終身在職権付)、静岡理工科大学教授を経て、静岡理工科大学名誉教授。応用物理学会フェロー・終身会員、日本文藝家協会会員。日本とアメリカで長らく半導体結晶などの研究に従事したが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を拡げている。物理学、半導体関係の専門書、教科書のほかに『いやでも物理が面白くなる〈新版〉』『古代日本の超技術』『古代世界の超技術』『人間と科学・技術』『アインシュタイン丸かじり』『漱石と寅彦』『「ハイテク」な歴史建築』『日本人の誇り「武士道」の教え』『文系? 理系?』などの一般向け著書も多数ある。

「2019年 『いやでも数学が面白くなる 「勝利の方程式」は解けるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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