プリンキピアを読む―ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか? (ブルーバックス)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062576383

感想・レビュー・書評

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  • 図書館にて借りた。

    定義・定理がしっかり分けられており、解説も丁寧で非常に読みやすい。
    返却期限もあり、さらっと読み通して返したが、買い直して熟読したい本。

  • [ 内容 ]
    ニュートンが17世紀に著した『プリンキピア』は、運動の法則や万有引力を基に自然界の仕組みを明らかにし、近代科学の出発点となった。
    図形を使った幾何学的な手法で力学の様々な疑問を証明したニュートンのアプローチは、現代人が読んでも素晴らしく、その天才ぶりに驚嘆させられることだろう。
    科学史上、最も有名な本のひとつである『プリンキピア』の醍醐味を味わう1冊。

    [ 目次 ]
    第1部 プリンキピアとは(プリンキピア誕生まで 知識に関する時代背景 「世界の体系」への道?プリンキピア第3編前半)
    第2部 プリンキピアの諸定理(用語の定義と運動の基本法則 第1編Section1 準備 第1編Section2 向心力と面積速度一定の法則 第1編Section3 ケプラーの法則の証明 第1編Section6~8 時刻と位置 第1編Section9 軌道自体が回転する運動 第1編Section11 2体問題・2体問題 第1編Section12 大きさのある物体の重力 第1編Section13 球状でない天体の引力-ニュートンの積分 第2編Section1~9 抵抗を及ぼす媒質内での物体の運動 第3編 命題18以降 終わりに)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 幾何学の問題に直して解いていくのだな

著者プロフィール

成蹊大学非常勤講師、元・東京大学大学院総合文化研究科専任講師。理学博士。1949年、千葉県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。専門は理論物理。研究テーマは、素粒子物理学、宇宙論、量子論(多世界解釈)、科学論など。

「2020年 『物質の究極像をめざして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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