- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062584951
作品紹介・あらすじ
アイヌは縄文人の子孫か?クマ祭りの起源はイノシシ祭りだったのか?阿倍比羅夫が戦ったのはアイヌか?なぜマタギの言葉にアイヌ語があるのか?中尊寺金色堂の金箔はアイヌが採った日高産か?-最新の知見をもとにアイヌをめぐる様々な問いに大胆に答えながら、伝統を守りつつもダイナミックに変貌し続けた、これまでになく多彩なアイヌ像を描き出す。
感想・レビュー・書評
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伝統と変容のアイヌ史
DNAと言語からみたアイヌの起源
縄文の祭りからクマ祭りへ
阿倍比羅夫はだれと戦ったか
アイヌ文化の日本語・マタギ文化のアイヌ語
オホーツク人になろうとしたアイヌ
黄金国家とアイヌ
謎の「宝の羽」を追って
アイヌモシリ一万年の景観史
著者:瀬川拓郎(1958-、札幌市、考古学) -
アイヌについて書いてある著者のもうひとつの著作を読んでから読むほうが良いのかも.
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昨年読んだ本の中で、とても興奮した本の一冊。3.11のあと、平泉中尊寺エリアが世界遺産に指定されたが、その平泉と北海道の関係に迫る一冊だ。金色堂の金は、北海道日高産ではないかというコメントがある。実は弟が日高に住んでいるが、近所の人には金の採掘で北海道に移り住んだ人がいたりするらしい。弟が住んでいる街には義経神社があるが、これは奥州平泉と日高地方が昔から交流があったことを示しているように思える。火のないところに煙は立たない。これからの北海道史の展開が楽しみ。
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戸山 B1学習図書 382 431