- Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062633420
作品紹介・あらすじ
同級生の宮前由紀子は俺の子を身ごもったまま、そして俺の愛が本物だったと信じたまま事故死した。俺にできる償いは本気の関係だったと皆に告白することと事故の真相を暴くことだけだった。やがてある女教師が関わっていたことを突き止めるが、彼女の絞殺体が発見されるや、一転俺は容疑者にされてしまう。
感想・レビュー・書評
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巷で名作と言われている1冊。確かに。
展開も良いし、意外性もあるし、全体がよくまとまっているし、何より、読んでて面白い。若い頃の東野作品として、確かに代表作だね。
最後、緋絽子がこの後どうなるのかがちょっと気になりつつ読了。 -
まぁまぁ。読み始めると一気に読んでしまったが、由紀子可愛そう。後、高校生っぽくないんだよ!西原
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放課後、卒業以来の東野圭吾の学園モノ。
学園モノは雰囲気が好き。
最後の最後まで真相がわからず、視点人物さえも疑わしく感じられる展開に、学園モノには珍しくゾクゾクしながら読んだ。
最後の「同級生さ」という発言は、彼女の存在に対する、彼なりにできる精一杯の肯定を意味するのかなと思った。いい幕引きや
関係ないが、お嬢様も通う進学校という設定なのに野球部の連中ちょっと血気盛んちゃう?笑 -
狂っている、と思った。何かがおかしいのだ。
同級生の宮前由紀子、同級生の水村緋絽子、教師である御崎藤江、灰藤、仕事に魂を売った父、主人公である西原荘一。みんなが少しずつ狂っていた。
水村緋絽子の気持ちは、西原が思うよりもずっと強いモノだったのかな。
西原と別れた理由がよくわからない、ここまでするなら、ここまでできるくらい好きだったのなら、もっと一緒にいることだってできたんじゃないか…とも思う。
御崎と灰藤は、どちらも苦手なタイプだけど、どちらかと言うと灰藤の方が最低だった。
犯人や結末を覚えていない理由に自分で納得。 -
高校生が主人公のミステリー。
自分の高校生時代は、今となっては随分と昔のことになる。
この作品は、1993年に祥伝社から出版されている。
著者は1958年生まれなので、35歳位の時に書かれた作品である。
ちなみに、著者の作品である「卒業」は、大学生を主人公としたミステリーである。
こちらは昭和61年に書かれているので、著者が28歳位の時の作品になる。 -
まあまあやなー。あとがきにも書いてあったけど、書くの大変だっただろうなという感じ。面白かったですよ。(?)
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再読
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犯人は誰なのか気になって読む手が止まらなかった。
月末はそっちか〜となった