オレンジの壺(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.44
  • (36)
  • (74)
  • (177)
  • (13)
  • (0)
本棚登録 : 692
感想 : 48
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062633666

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 各国を回り、謎を解いていく展開がとても楽しかったのと、外国の街や風景の描写がとても繊細で自然と目に浮かぶようでした。

    主人公の成長や、旅に同行していた彼との関係など、登場人物にも興味が持てました。

    一度読み始めると、謎が気になるのと内容の面白さ、軽快さで最後まで一気に読んでしまうような本です。

  • とりあえず祖父の過去を追って旅します

  • 日記に隠された謎をたどって旅が始まるのです。
    とても先が気になるし。
    面白かったですね。

  • 第一次世界大戦と第二次世界大戦の間のヨーロッパが舞台。 祖父の手紙を元に、話は進む。 オレンジの壺って何だ??

  • 亡き祖父の思い出を辿っていく話かと思いきや、それが歴史と絡み、さらには主人公の孫娘の再生と絡む。文体が少し硬めではあるけど、「宮本輝ってすごい」と思った作品。

  • 物語の冒頭から、今までに読んだことがないパターンで始まった。
    離婚後に主人公が亡き祖父の形見である日記をふと思い出し、読み始めて。。。
    それをきっかけに、祖父の過去を追いながら自身の新たなる一面を見出してゆく物語。
    謎多い祖父の日記がとても気になり、一気に読んでしまった。
    初の宮本作品。

  • オレンジの壺って何?

  • この本良いよ♪と紹介されました

  • 時間を忘れるくらいの興奮で読み進めたのに、最後の謎解きが中途半端だったのがちょっと残念。でも、たった1人の恋愛感情や個人的事情が世界を揺るがす事態のきっかけになりうることにロマンと怖さを感じた。久しぶりの宮本輝、堪能しました。

  • オレンジの壺って何?何?
    気になって読み進む。

全48件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1947年兵庫生まれ。追手門学院大学文学部卒。「泥の河」で第13回太宰治賞を受賞し、デビュー。「蛍川」で第78回芥川龍之介賞、「優俊」で吉川英治文学賞を、歴代最年少で受賞する。以後「花の降る午後」「草原の椅子」など、数々の作品を執筆する傍ら、芥川賞の選考委員も務める。2000年には紫綬勲章を受章。

「2018年 『螢川』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮本輝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×