- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062634359
感想・レビュー・書評
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ミステリー要素は薄い。
しかし、乃南さんの描く人間味あふれる登場人物たちの、すれちがいから再生が描かれる。家族というものの大切さを、押し付けず、やんわりと諭される、そんな作品だったように思う。
続編の「窓」と合わせると更に感情を移入できるので間をあけずに読むのがおすすめ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★あらすじ★
高校2年の麻里子のカバンに、知らぬ間に1つの鍵が押し込められた――。近所で連続して起きる通り魔事件は、ついに殺人にまでエスカレート。 -
最初は面白かったけど、そんなバカな~という結末。俊太郎の今後は気になる。
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発売当時購入したもののずっと読んでなかった本。
思ってたより重い話ではなかった。
事件ものとしては物足りないが、家族再生物語としては良かった。 -
静かな感じの文章で、ひっそり良かった。
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`家族’というテーマに焦点を当てているため、ミステリーのカラクリや面白さは少し薄れているように感じた。
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職員室のシーンでハラハラ!!
素直になれない兄にイライラ・・・しながらも、
最後は兄妹の絆を見られて「良かった」とほっとした。 -
どういう展開になっていくのかというところから始まって
犯人は誰なのか、学校に監禁されてどうなってしまうのかというように
飽きさせない話になっていてなかなかよかった。
終わり方も心温まる感じだったので読後感も良い。