- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062635486
感想・レビュー・書評
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赤い稲妻が軽快な推理で面白かった。ルーンの導きも結構好き。
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トリックは非現実的なところもあるけど、伏線もしっかり敷いてあって挑戦しがいがある…!個人的に江戸川乱歩を踏襲した「屋根裏の散歩者」がお気に入り。国名シリーズほかも読みたい!
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読みやすい文章でテンポ良く進み、短編集ということも相まって気軽に読むことが出来た。
短編ではあるがトリックもしっかり練られており、論理的に説明も為されるため読後感はスッキリしている。
一方で長編ミステリのような浮世離れした舞台、積み上がる謎、推理と解決のカタルシスといったものは少ないため盛り上がりには欠けるように感じた。 -
もう20年前に読んだのを再読。懐かしい!
表題の「ロシア紅茶の謎」が好き。「屋根裏の散歩者」も暗号の印象がめっちゃ記憶に残ってる作品。 -
有栖川有栖といえば短編!!!!!
暗号に読者への挑戦状に内容もりもり。
久々に読み直して、トリックはほとんど忘れていたのに、「屋根裏の散歩者」の
あの暗号の謎解きは衝撃的すぎてさすがに覚えていた。笑
高校生のころのわたし、
火村先生の
「俺だって、胸を掻きむしられるような想いをしたことだってあるさ」が衝撃的すぎて転げまわったことも思い出した。今回も転がり回った。火村先生ー!!!!! -
今さらレビュー。作者がまだこの二人に慣れてないのか、会話の白々しさが気になる。仕草も芝居がかってるというか、ぎこちない感じ。
人間の心理や好奇心とトリックをうまく織り交ぜていろいろ生々しい。暗号を使い、ダイイングメッセージを使い、間取り図を使い、「これが本格ミステリだっ!」と言わんばかりの謎解きオンパレード。どのトリックもぱぱっと推理できないほどに練りこんでいる分、キャラクターたちが置いて行かれてるようにも見えた。ただ、重くなりかねない話を滑らかにしてるのもキャラクターたちであって、火村とアリスの謎解きをこの先も見て行きたいと毎度思うのです。 -
最後の短編がお馴染み「読者への挑戦」を含むので、本気で解きたくて時間あるときに読もうと残してたんですが、無事犯人と証拠隠滅の一部は当てました✌️看破しきれなかったところはちょっと悔しいね
屋根裏〜の短編が個人的に気に入った。クイーンらしさを感じるわけではないが、"解ける"ミステリとしての自信に溢れた傲慢さとでも呼ぼうか、それに満ちていて楽しい読書だった。 -
どの短編もとても面白かったです。
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八角形の罠は自分なりに犯人考えて見たけど、全く分からなかった