マネー・ハッキング (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 44
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  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062647106

感想・レビュー・書評

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  • コンピュータ絡みの話に時代は感じる物の楽しめる内容ではあった。
    まぁ、犯罪を犯したということには変わりないが、社会における一個人としての立場や考えの変化は個人的にも同意できる部分ではあるかなぁとも感じた。

  • この小説の肝ともいえる犯行に気が付くくだりは「カッコウはコンピュータに卵を産む(1991)」のパクリとしか思えない。

  • インターネットを使って、外銀ディーラー、女性銀行員、青年ハッカーが目論む金融小説。

    マネーゲームや金融業界のイメージをなんとなく掴むことができた。
    しかしその後インターネットが高度に発展したことにより、現状とはそぐわない部分が多いようにも思う。。。

  • 発刊当時としては斬新であったのかもしれないが、現在ではこの題材は使い古されてしまった感がある

  • 社会小説っぽいけど、非現実的すぎる

  • アマゾンのレビューに同じく1995年にすでに書かれていることが凄い。とても読みやく、五木寛之同様に漫画を読むようにするすると読めた。約3時間。

  • あとがきに
    「1995年2月15日、現地時間の午前2時、カリフォルニア州のコンピュータ保安対策の専門家、下村努氏によって、大物ハッカー、ケビン・ミトニックが逮捕された。」

    2010年7月28日 日本経済新聞
    私の履歴書 下村 脩
    「45歳の息子は、コンピュータセキュリティー技術の専門家で、米国では名うてのハッカー退治をしたことで有名になった。」

  • 経済ミステリーです

    ネットの出始めの頃の話なので今となっては
    古いのかもしれません

    が、今読んでも耐えうるのはストーリーがしっかり
    しているからでしょうか

    犯罪行為に手を染めているのにその中で自分自身を
    見つめ直していく面もあったり、緊張感がないといえば
    それまでですがこういう登場人物の背景を上手くとりこんでいるのは上手いとこですね

  • 割と面白く読めたけど、ちょっと説教臭いかな。08.5.15読む。

  • (05年05月06日購入)

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著者プロフィール

1951年生まれ。米国系投資銀行等で債券ディーラー、外国債券セールスを経て、1995年『小説ヘッジファンド』で作家に。2000年に発表した『日本国債』は日本の財政問題に警鐘を鳴らす作品としてベストセラーになり、多くの海外メディアからも注目される。2014年『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』で第33回新田次郎文学賞を受賞。主な著書は『日銀券』『あきんど 絹屋半兵衛』『バイアウト 企業買収』『ランウェイ』『スケープゴート』『この日のために 池田勇人・東京五輪への軌跡』『大暴落 ガラ』『ナナフシ』『天稟(てんぴん)』のほか、『マネー・ハッキング』『Hello, CEO.』『あなたの余命教えます ビッグデータの罠』など、時代に先駆けてITの世界をテーマにした作品も多い。

「2022年 『人工知能』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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