燃ゆるとき (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.34
  • (4)
  • (7)
  • (21)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 99
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062647113

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 主人公側の視点と、それ以外の人(ライバル関係の人)の視点。両方の言い分があると思う。この小説では、当然だけど主人公側が正しいと読者が思えるように書かれている。ほかの人の視点で書かれた本を読みたくなってきた・・・・。探せねば

  • ツキの有無が経営トップの一番の要素か。
    ただ、そのツキを見逃さないようにどれだけ行動できているかなんだよなぁ。

    人事を尽くして天命を待つ、これがどこまで徹底できているか、森さんはここがトコトン突き詰められていたのだろう。

  • 東洋水産が歩んで来た道を描く実名経済小説。ライバル企業をこんなに叩いて大丈夫なのか、ちょっと心配に…。

  •  就活のときに読んだ経済小説。東洋水産のお話です。社長の森さんはとても立派な方。でも、小説として面白いかどうかは別問題。他の大企業と争っているときは面白いけれど、会社が大きくなって安定してくると、必然的に小説としてはつまらなくなっていきます。

著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高杉良の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×