警告 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062647366

感想・レビュー・書評

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  • 2016年1冊目の読了(とはいえ読み始めは昨年末)
    ケイもマリーノもルーシーも悲しみでおかしくなりそうな感じで、でも踏みとどまってるケイは流石だった。マリーノがホントに大丈夫か心配だ。みんなベントンの死への対処でいっぱいいっぱいの所へ、難題がこれでもかと起こる。精神的にキツイ1冊だった。こっちまで色々考えさせられて翻弄される。
    新しい人間関係?いいのか悪いのか?
    かなり羨ましくもあるが

  • シリーズの続き読んだの、15年ぶり?くらい( ´ ▽ ` )ノ。面白かった( ´ ▽ ` )ノ。

    まず、ベントンの死去に伴う大感傷大会から始って唖然呆然Σ(゚Д゚)……続いて「スズメバチの巣」的な極端に戯画化された悪役(女性警官コンビ)との対決にニヤニヤ、そしておなじみ変態凶悪犯の登場、インターポールに呼ばれてパリ旅行……と来る( ´ ▽ ` )ノ。

    ラストはまあ、予想通り、変態凶悪犯の襲撃(>_<)。ケイの自宅まで来たの、これが初めてだっけ? なんか前もあったような気がするけど、他のシリーズかな?……まあ、それだけよくあるパターンということだね( ´ ▽ ` )ノ。

    相変わらず、いい年こいてる主役が、若い男にモテモテなところは、サラ・パレツキー同様オバハン作家の悪癖(>_<)。こういうのいらないんだよなぁ……(´ε`; )ウーン…。しかも、今回は最愛のベントンの死の影が重くのしかかっている話なのに……寝るかよ?(>_<)。

    話は全く途中、細かなところが一向に解決されないまま、放り出したように終わる……どういうこっちゃ?と思ったら、次作「審問」は本作の完全な続きだったΣ(゚Д゚)。「カジノ・ロワイヤル」と「慰めの報酬」みたい。
    できたら、「審問」を手元においた状態で本作を読み終えるようにしてくださいね( ´ ▽ ` )ノ。

    あ、「ルガル」の意味、ケイより先に分かっちゃったよ( ´ ▽ ` )ノ。京極サマー読んでたおかげだ( ´ ▽ ` )ノ。
    2015/11/18

  • グラマーな警察副署長の嫌がらせでマリーノは刑事課から外され街の巡回に、ケイも検屍の妨害されたり、コンテナの謎の死体発見から連続殺人の捜査の合間にパリのインターポールへ行ったり、と大忙し。
    あまりにストレスフルで、読んでいても胃が痛くなりそうですが、検屍局長やり過ぎ感もあります。
    感情を出さない云々と語るわりに、やってる事はドラマクィーンじゃないですか…。
    ただし、仕事に対する倫理観と熱心さもすごいです。
    つか、行動が50代半ばと思えないです。いやはや。

  • ベントンが死んで、物語は新局面に入りましたね。初めて、国外へも出て行ったし。

    このシリーズでの色恋事の描き方は、男性作家とは違う描き方ですね。心の葛藤を中心に描いていますね。男性だったら、そうではないと思います。

    いやぁ、それにしても、ルーシーの壊れっぷりは・・・。これからどうなることやら

  • とうとう、インタポールきましたか。
    相変わらずの拡大路線。

    長年の秘書ローズがだまされたり、
    事件に巻き込まれてかわいそうだった。

    そして、次の恋人登場か?

  • シリーズ10作目だそうです。

  • 相変わらずオモシロイ

  • <あらすじ>
     ケイは深い悲しみから立ち直れないまま、とにかく仕事に没頭していた。いつもきれいだった部屋は散らかりっぱなしで、やめたはずのタバコまで吸い出す始末。リッチモンド港で腐乱死体が発見されたという報せを受けて、また現場へ向かうケイ。これが海を越えた捜査にまで発展することになるとは……。

    <ひとことコメント>
    「検屍官ケイ」シリーズ第10弾(短編は抜かして)。『業火』から一年半たった12月。恐ろしい事件だけでも十分なのに、またケイやマリーノを蹴落とそうとする内部の敵が登場です。ケイは57歳前後でしょうか。
    原題“Black Notice” 訳:相原真理子

  • 今までこんなに心揺さぶられる冒頭があっただろうかというくらいに、ベントンの手紙を読むのに動揺してしまった・・・。

  • このシリーズ、また最初から読み返し中。

著者プロフィール

マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。他に、『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』、『捜査官ガラーノ』シリーズなど。

「2015年 『標的(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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