- Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062647366
感想・レビュー・書評
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2016年1冊目の読了(とはいえ読み始めは昨年末)
ケイもマリーノもルーシーも悲しみでおかしくなりそうな感じで、でも踏みとどまってるケイは流石だった。マリーノがホントに大丈夫か心配だ。みんなベントンの死への対処でいっぱいいっぱいの所へ、難題がこれでもかと起こる。精神的にキツイ1冊だった。こっちまで色々考えさせられて翻弄される。
新しい人間関係?いいのか悪いのか?
かなり羨ましくもあるが詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グラマーな警察副署長の嫌がらせでマリーノは刑事課から外され街の巡回に、ケイも検屍の妨害されたり、コンテナの謎の死体発見から連続殺人の捜査の合間にパリのインターポールへ行ったり、と大忙し。
あまりにストレスフルで、読んでいても胃が痛くなりそうですが、検屍局長やり過ぎ感もあります。
感情を出さない云々と語るわりに、やってる事はドラマクィーンじゃないですか…。
ただし、仕事に対する倫理観と熱心さもすごいです。
つか、行動が50代半ばと思えないです。いやはや。 -
ベントンが死んで、物語は新局面に入りましたね。初めて、国外へも出て行ったし。
このシリーズでの色恋事の描き方は、男性作家とは違う描き方ですね。心の葛藤を中心に描いていますね。男性だったら、そうではないと思います。
いやぁ、それにしても、ルーシーの壊れっぷりは・・・。これからどうなることやら -
シリーズ10作目だそうです。
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相変わらずオモシロイ
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<あらすじ>
ケイは深い悲しみから立ち直れないまま、とにかく仕事に没頭していた。いつもきれいだった部屋は散らかりっぱなしで、やめたはずのタバコまで吸い出す始末。リッチモンド港で腐乱死体が発見されたという報せを受けて、また現場へ向かうケイ。これが海を越えた捜査にまで発展することになるとは……。
<ひとことコメント>
「検屍官ケイ」シリーズ第10弾(短編は抜かして)。『業火』から一年半たった12月。恐ろしい事件だけでも十分なのに、またケイやマリーノを蹴落とそうとする内部の敵が登場です。ケイは57歳前後でしょうか。
原題“Black Notice” 訳:相原真理子 -
このシリーズ、また最初から読み返し中。