- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062649360
感想・レビュー・書評
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S&Mシリーズの途中短編集。それぞれの登場人物はすべてがS&Mシリーズに関係している人ばかりではない。
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最高
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短編集。
一話読み終わるごとに、ん?となり、また最初の1、2ページ読んで、ああと納得する。面白かったです。 -
どの短編も違う良さがあり面白かった。
ミステリー×理系といった未知の世界感が良かったのと、短編なのにそれでもちゃんと最後のどんでん返しがあるところも気に入った。
文体、構成がすらすらと読みやすかった。
どのページにもびっしりと文章を書く作家もいるが、森博嗣のように程よい空白がある全体的な文章が安心して読めた理由でもある。
どのストーリーも本当に面白かった。 -
順番に読んでいた筈が、間を発見できず一つ飛ばしになりました。短編集。とてもサクサク読めます。長編が好きな方には物足りないかもしれませんが、見本市のような感じ。私は好きです。
長編に出てくるキャラクターのショートストーリーやオリジナルキャラクターまで様々です。
個人的には、最後の「キシマ先生の静かな生活」と「純白の女」が面白かったかな。 -
森博嗣の11の短編ミステリィ小説『まどろみ消去 Missing Under The Mistletoe』。
ドンデン返しや結末がたった一行で行われるところが気持ちがよかった。
逆に、読み終えた後も『?』が後を引くモヤモヤな話もあったり。
『誰もいなくなった 』では、S&Mシリーズの西之園 萌絵(にしのその もえ)や犀川創平(さいかわ そうへい)も登場してきたりと、嬉しい場面も。
森博嗣は『たぶん、これが一番、森らしい作品です。』と。
森作品の短編は、『スカイ・クロラ』シリーズの『スカイ ・ イクリプス』意外では、はじめて。短編もいい!
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【目次】
虚空の黙祷者
Silent Prayer in Empty
純白の女
The Lilies of Her Cheeks
彼女の迷宮
She is Lost in Mysteries
真夜中の悲鳴
Acoustic Emission
やさしい恋人へ僕から
To My Lovely
ミステリィ対戦の前夜
Just Before the Battle for Mysteries
誰もいなくなった
Thirty Little Indians
何をするためにきたのか
The Identity Crisis
悩める刑事
A Detective in Distress
心の法則
Constitutive Law of Emotion
キシマ先生の静かな生活
The Silent World of Dr. Kishima
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素晴らしい短編集だった。
特に『虚空の黙祷者』が良かった。文章に無駄がなく、台詞がとても美しかった。
森博嗣は、たまにこういうものすごいものを書く。
だからやめられない…
2013.05.03読了 -
しかたがないさ。気がついたときには、ここにいたんだから。みんな、そうだろう?