- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062705776
感想・レビュー・書評
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ミイラの呪いはどこにもなかった。あったのは欲がらみの陰謀と哀しみと憎しみの悲劇だった。
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ミステリーランドの本は、図書館から借りてちまちま読んでいます。
で、二階堂さんもそのうち読もうと思っていた作家さんなので、じゃあこの機会にと思ったのだけど、うーん……。
いつも思うのだけど、ミステリーランドって、面白い話でもなんだかぎくしゃくしているというか、不自然と言うか、作家さんの普段の書き方じゃなくて、子供向けを意識しているの?とかいう感じが多いので、イマイチ話に入り込めない。
どの作家さんの読んでも、感じることが同じってことは、出版社の意向なのかしら…、とか思う。
話は面白かったです。
面白かったですが、私ルパンものを読むのは大人になってから初めてなのですが、原作もこんな感じなの…かな?
場面によってはホームズを読んでいる気分になったり、明智小五郎を読んでいる気分になったりで、微妙。
でも、ミステリーとしてはいいんじゃないかな。 -
ミステリーランド・シリーズ・・・モリス・ルブランの1911年刊行の本を古本屋で見つけたので翻訳する〜ルパンは財産を食いつぶしている考古学者のボーバン博士の娘婿がエジプト展に託けて密輸を働いていると睨み,新聞社の編集長に変装した。そこでは密室に脅迫状が置かれるという不思議と,ミイラ男が徘徊するという怪談が流布していた。開催記念パーティーの場で次女がエジプト人により囚われる事件が起こり,主人の招待でパリ郊外のシャトーに入り込んだ。長女夫婦の殺害事件と次女のナイフによる傷害事件が起こり,博士の研究室が放火される事件が起こる。ルパンは城外へ通じる地下通路と館内の秘密通路を発見し,ミイラ男が次女の婚約者で発掘助手で,生き埋めされて救出された青年だと知る。その青年は既に力尽き,恋人の次女によって頭部が切断され,川に流されていた。次女は恋人の無念と家計を救うため道楽に明け暮れている家人を相次いで亡き者としようとしていたのであった〜翻訳というのは嘘で,ルパン・シリーズの続編か,中途の話を書きたかったんだろう。清水義範先生がドン・キホーテをセルバンテスに成り代わって書きたかったように。子どもの頃に読んだルパンを改めて見た気がしたけど・・・ルパンはもう少し身軽だった。うら若き女性を犯人としたことがあったろうか? まあ,一番意外だろうけど
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怖すぎ。
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060108