- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062726719
作品紹介・あらすじ
カタカナ主食どころか“お菓子”が主食の不幸
不景気な時代こそ「ごはん+みそ汁」の原点に戻ろう!
飽食時代に考えるべきは、「なにを食べるべきか」より「なにを食べてはいけないか」だ!
私たち現代人に必要なのは、「なにを食べるべきか」ではなく、「なにを食べないか」という視点だともいえるのです。その視点を持てば、「生きるための食事」の実践は、おそらくあなたが想像しているよりも、はるかに簡単であるはずです。高価な自然食品も、根拠の怪しい健康補助食品も、サプリメントもまったく必要ありません。近くにあるスーパーマーケットやコンビニエンスストアの食材で十分。とくにスーパーを上手に利用すれば、「生きるための食事」は誰にでも簡単につくれる、「病気にならない食生活」を手にすることができるということを、本書を通して理解していただければと思います。
●お菓子が主食になる時代
●「朝の料理は子どもの迷惑」
●「マイルド・ドラッグ中毒」急増
●「変な給食」化する家庭の食事
●「無糖」は「砂糖ゼロ」ではない
●賢いコンビニ、スーパーの利用法
●「弁当」が体と家計の健康を守る
●加工主食系の冷凍食品は×
●朝食を店or会社で食べる工夫
●居酒屋で食べる「賢い夕食」
感想・レビュー・書評
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和食のほうが値段が安く済み、栄養はちゃんとあって、メニューもシンプルで作るのが楽だという。
洋食や中華は油が多く、カロリーが高くなりがち。
確かに…
え、これでいいの?と気が楽になる面も。
献立地獄から解放されたという反応があってもおかしくないです。
日本人色んなものを食べようと、あれこれ頑張り過ぎかも。
和風のお総菜を一つ二つ多めに買っておくようになりました。
これがあれば、後は少し足せば…と思えて安心。
難点は二つ。
うちの近所では、100円ではここまで調達できない。なぜ?
それと~自分が、これだけでは…満足できない。
まあ適当にやればいいんですけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「欧米の食事は日本人に合わない、ごちそうは体を疲れさせる。だから米を中心とした粗食にしよう。」という話。
たまに、細かい主張の根拠が疑わしい点がある。
たとえば、乳がんと乳製品には相関関係があるとか。
本当かどうか判断できないので、データを示してほしい。
しかし、全体としての主張は納得できる。
欧米の食事は高カロリーであったり、輸入食材は安全性が不確かであったりする。
ごちそうはたまに食べるものであって、普段の食事でどう栄養を取るかが大事だ。
その点、米は安く、腹持ちがよく、安全で栄養もある。
粗食ならば、日常的に食べられる。
本の表紙にあるメニューは、一見あまりにもみすぼらしいと思うかもしれないが、これはたとえば朝食としての提案だ。
朝食を抜くくらいなら、こんな簡単なものでもいいので食べましょう、というもの。
私も日本人の体に合った日本人らしい食事を目指してみようと思う。
ただ、日本食は塩分が多いことは気にしなければならない。
また、個人的には表紙にあるメニューだと足りないし、ずっと食べるには栄養価も心配なので、すこし工夫して食べてみようと思う。 -
洋食と和食の比較はなかなか面白かった。誰もいないときの自分だけの食事のときには参考にしたいかなと思ったが、ビタミン、たんぱくの摂取を考える毎日の子供たちの食事にはあまり参考にならなかったかな。コストの記載はあったけど、カロリーって記載がなかったような・・・
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欲を言えば肉が食べたいです
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1953年生まれ、「粗食のすすめ」(1995年)で有名な幕内秀夫さん、川越市の帯津三敬病院で食事指導をされているとか、なんだかとても嬉しくなりました(^-^) 私はお二方のファンです! さて、この本の表紙を飾ってるのは、ごはん、みそ汁、たくあん、さばみそ煮缶詰、うずら豆で合計98.7円だそうです。著者のおすすめは、ごはんとみそ汁プラス野菜、海藻、豆、魚だそうです。フードは風土、いい言葉ですね。食べ方は生き方そのもの、伝統食(和食)の知恵を引き継いでいきたいものです。
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なかなか食事に気を使えないなぁ。ついつい手っ取り早い方に流れてしまう。反省しなくちゃ。
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和食の優れている点が書かれている本は多いが極端で実践が難しい場合もある。
本書はよりベターな選択を書かれているので取り組み易いと思った。 -
長寿村の換気扇のない家=油物を使わない。
マヨケソを使わない。塩ミソしょうゆだけ。
ご飯と味噌汁+野菜、海草、マメ、魚
砂糖+うまみ調味料+塩+油脂=麻薬化した食品
ケーキはいくらでも入るが、焼き芋は食べられない。
マイルドドラック。
パンやパスタは腹持ちが悪い。おかずが油のとりすぎになりやすい。
パンは砂糖が入っているからいくらでも入る。
夕方に、オニギリとインスタント味噌汁。夜はツマミだけ。
雑穀を入れる=もちきび、もちあわ、押し麦など。
家庭用精米機のすすめ。米は精米直後が一番美味しい。
ご飯+味噌汁+常備食+焼き魚など
常備食=佃煮(小魚、野菜、昆布)、煮豆、のり、納豆、漬物、梅干し、
豆=豆腐、煮豆、納豆、缶詰のふかし豆。
魚は刺身、焼き魚、煮魚。
味噌汁に旬の野菜、モヤシ、乾燥ワカメなど。
液ミソでもいい。
調味料はポン酢。たまねぎをレンジで調理、ポン酢をかけて食べる。切り干し大根をお湯にさらして戻してポン酢をかける。
おおたのマヨネーズ=無添加
油モノや炒め物はどんぶり飯と一緒に食べる。おかずばかり食べない。
低カロリーでも油で調理したら意味がない。
子供のおやつはオニギリと水。もち、イモ類。
大人の感触はオニギリと味噌汁。海苔巻き、いなりずし。
飲み物の基本はエネルギーの無いもの。
サラダはスーパーやコンビにで買わない。
乾物を利用=切り干し大根、割り干し大根、干ししいたけ、高野豆腐など。
醤油は丸大豆のもの。輸入品でないもの。
油は圧搾法で抽出したごま油。
農産物直売所で買う。
冷蔵庫に入れなくていい食品
乾物類=のり、昆布、花鰹など
香辛料
調味料=しょうゆ、ソース、ごま油
その他=梅干、じゃがいも、たまねぎ、さつまいも、長ネギなど -
ごはんだいじ。
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カタカナ主食どころか“お菓子”が主食の不幸
不景気な時代こそ「ごはん+みそ汁」の原点に戻ろう!
飽食時代に考えるべきは、「なにを食べるべきか」より「なにを食べてはいけないか」だ!
私たち現代人に必要なのは、「なにを食べるべきか」ではなく、「なにを食べないか」という視点だともいえるのです。その視点を持てば、「生きるための食事」の実践は、おそらくあなたが想像しているよりも、はるかに簡単であるはずです。高価な自然食品も、根拠の怪しい健康補助食品も、サプリメントもまったく必要ありません。近くにあるスーパーマーケットやコンビニエンスストアの食材で十分。とくにスーパーを上手に利用すれば、「生きるための食事」は誰にでも簡単につくれる、「病気にならない食生活」を手にすることができるということを、本書を通して理解していただければと思います。
●お菓子が主食になる時代
●「朝の料理は子どもの迷惑」
●「マイルド・ドラッグ中毒」急増
●「変な給食」化する家庭の食事
●「無糖」は「砂糖ゼロ」ではない
●賢いコンビニ、スーパーの利用法
●「弁当」が体と家計の健康を守る
●加工主食系の冷凍食品は×
●朝食を店or会社で食べる工夫
●居酒屋で食べる「賢い夕食」