台湾で見つけた、日本人が忘れた「日本」 (講談社+α新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062729703

作品紹介・あらすじ

退職後の新聞記者が、通って、見て、触れ合った親日台湾の実情。そこには、日本人が忘れてしまった「日本」がいまも息づいています。読むと行きたくなる台湾史探訪記!

感想・レビュー・書評

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  • 駐在していたこともあり、タイトルに惹かれたこともあり読んで見た。台湾の現実をきちんと、中立の立場で伝えてくれ読んだ甲斐があった。観光で行く若い人にも一読して欲しい歴史も書かれている。

  • 台湾について学びたくて読んだ。

    ・日本の統治時代に上下水道の整備に努めた八田與一は神として崇められている
    ・同じく、日本警察の巡査として貧しい副瀬村に赴任し、警察業務の傍ら、寺子屋教育、衛生教育、農業指導に励んだ森川清治郎も同村で神として崇められている。
    ・今も日本式の木造建築が多く残っている。残すという文化を持つ国
    ・1931年に日本人台湾人 混成のメンバーで訓練を積んで甲子園出場を勝ち取った嘉義農林学校の映画が話題になった
    ・東日本大震災で即座に救援隊を派遣し、200億円の義損金を提供した台湾。その台湾に対し、2012年3月の東日本大震災一周年追悼式典で、各国の代表席に台湾の代表を座らせず、一般席に座らせるなどの無礼を働いた

    世界的にもダントツの親日国。
    一方の日本人は台湾について知らないことばかり。無知である。私含め。

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著者プロフィール

ジャーナリスト。1948年、静岡県生まれ。明治大学政経学部卒業後、中日新聞社に入社。中日新聞東京本社(東京新聞)管内の首都圏の支局勤務を経て東京本社編集局社会部に。司法記者クラブ、国税庁記者クラブ、JR記者クラブなどを担当。司法記者クラブキャップ、事件遊軍キャップ、社会部デスクなどを歴任。特報部デスク、写真部長、北陸本社編集局次長などを経て東京本社編集局編集委員で定年退職。引き続き特別嘱託として編集委員を務め、2013年暮れに完全退職。
『台湾で見つけた、日本人が忘れた「日本」』『新聞記者は何を見たのか 検察・国税担当』(ともに講談社)、『検察秘録 誰も書けなかった事件の深層』(光文社)など著書多数。

「2017年 『不死身のひと 脳梗塞、がん、心臓病から15回生還した男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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