インド大修行時代 (講談社文庫 や 46-2)

著者 :
  • 講談社
4.00
  • (2)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062733793

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 山田和さんが、27歳のときの初めて(正確には2回目、3回目を含む)のインド旅行を振り返って綴った旅行記。1970年代の話ですが、30年を経た今でもおそらくほとんど変わることのない旅での苦労や驚きが、自身のインド旅行を思い返させます。

    登場する場所はボンベイ、ジャイプール、アーグラー、カジュラホ、バラナシ、デリー、ハルドワール、リシケーシュ、スリナガル。しっかりした語り口と文学的な表現が読者を引き込みます。

  • 高校時代に、インドという国に興味を持ち、インド関連の本を読み漁る事になったきっかけの本。

  • May 2002売却済
    本屋で衝動買い。
    インド旅から帰ってすぐに,今年出たインドのエッセイを見つけたので読んだ。
    なぜ,私はインドになど来てしまったのか,あれだけ嫌な思いをしたじゃないか,と思っても,
    なぜがインドに舞い戻ってしまう感じ,とてもよくわかる。
    表向きに流通しているインドのイメージとは違った,ダークな面が全面に書かれている。
    しかし,一般に見て悪いと評価される部分こそが,なぜか人をしてインドに舞い戻さしめる。
    インドに行ったことのある人はとても共感できるかもしれない。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1946年富山県生まれ。作家。『インド ミニアチュール幻想』(平凡社/文春文庫)で講談社ノンフィクション賞、『知られざる魯山人』(文藝春秋/文春文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。その他の著書に『魯山人の美食』(平凡社新書)、『インドの大道商人』(平凡社/講談社文庫)、『21世紀のインド人』『魯山人の書』(いずれも平凡社)、『瀑流』(文藝春秋)、『夢境 北大路魯山人の作品と軌跡』(淡交社)などがある。

「2019年 『永遠なれ 魯山人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田和の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×