地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBE (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062733878

感想・レビュー・書評

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  • 犀川&萌絵が再登場してくれたのは嬉しい!
    しかし、返却期限が迫ってて、飛ばし読みが残念。

  • S&M、Vの短篇集が3編入っていて普段見れない彼らが垣間見えた。以外にも諏訪野活躍しすぎだよね。ピカレスク調の「気さくなお人形、19歳」ではVシリーズに直結した内容が盛り込まれておりなんとも切ない物語。
    それ以外では「僕に似た人」がお気に入り。ミステリーではなく純文学の要素を持っていてとても綺麗な終わり方でした。僕には好きな作品と合わない作品が極端に別れた短篇集でした。

  • 短編第2弾。
    面白い作品とやはり読みづらい作品にわかれてしまう。

    面白い作品だけなら☆5つなのに。

  • S&Mシリーズ2編含む、10編の短編集。ちょっとホラーっぽいのもあって、面白かった。

  • 解説は冨樫義博

  • 「黒窓の会」。西之園萌絵を囲んで開かれるその秘密の勉強会にゲストとして招かれた犀川創平は、古い写真にまつわるミステリィを披露した。屋根飾りと本体が別々になった奇妙な石塔は、何のために作られたのだろうか。S&Mシリーズ二編を含む、趣向を凝らした十作を収録。『まどろみ消去』に続く第二短篇集。

  • 短編集。S&M2編とV番外1編、他10編の怪奇幻想的な作品が収められた短編集。面白かった。「気さくなお人形、19歳」に不意打ちを喰らったのが一番びっくりしたなあ、登場人物にだけど。内容として怪奇幻想小説的な作品とちょっとしたミステリみたいな作品で占められてます。片方のピアスなんかは定番つつも最後が幻想的な感じで、カーの某作品のチックなような。小鳥の恩返しはほのぼのというと間違うけれど、比較的落ち着いたメルヘンチックな感じで楽しめました。かといって本格チックな石塔の屋根飾りとマン島の蒸気鉄道(S&Mシリーズもの)もあり、内容的に色濃い作品集です。

  • S&Mシリーズはもちろん、ほかの作品も文学的、詩的なものも多くおもしろかった。小鳥遊練無が主人公の作品もあって嬉しくて思わず唸った。

  • S&Mシリーズが読みたかっただけ。SMは面白かったけど、他はやっぱ難しい…面白いのもあるけど、よくわかんない。村上春樹の形而上部分だけを持ってきた感じの作品がいくつかある。あ、短編集。まもともと短編が好きでないんだが。

  • この前に読んだパラシュート博物館よりは作中で答えがでる分わかりやすかったかなぁ・・?笑

    諏訪野は短編になるといい味出してるなぁと思った。

    あとは練無の話もVシリーズと繋がってて面白かった。でもあとでちゃんと読み返さないとVシリーズのどこに繋がってたのか思い出せないかも。超音波科学者だっけか・・・?纐纈のおじいさん・・

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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