- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062737944
感想・レビュー・書評
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設定は面白いが、旧友であるボッシュに殺人容疑をかけたテリーの行動には無理があった。私にはその部分が引っかかってしまって、今一つ話しに没入できなかったのは残念だ。
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何という素晴らしい収束への伏線と回収。読み終えた後の充実感はいつもながら150%。
テリーとボッシュの「組織からはじき出された男同士のスクラム」が実をつけた。
何の権限もない 何の資格も無い「人間」がくずたちから唾を吐き替えられる屈辱を幾度も繰り返す。テリーは掌に山盛りの薬を飲みながら、グラシエラとの危機の尾根を上り詰めて行く途中だった。
ラスト「正しいコースに乗っている」と吐息を吐くテリー、涙が渇いた後の表情が目に浮かぶ様な情景だ。 -
これはハリー・ボッシュ・シリーズだけれど「わが心臓の痛み」のテリー・マッケイブから観たボッシュを描いている。おまけに「ザ・ポエット」のジャック・マカヴォイも絡みあり。画家ヒウエロニムス・ボッシュの絵画に基づく殺人事件。皆さん勢ぞろい。しかしマイクル・コナリーに外れは無いけど爆発的な人気はでないだろう。
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うーん、なかなか複雑。刑事が容疑者として疑われるのは、推理小説やミステリーではアルアルネタかもしれませんが、これは、単にそう言う話ではないかも。
むしろ、ハリー・ボッシュの心の闇が見えたような気がして、このサーガの先が待ち遠しくもあり、怖くもあります。
実際には、この先も沢山の作品が出てきているので、心配する必要はないかもしれませんが。 -
面白い
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本当は『ザ・ポエット』『わが心臓の痛み』をこの前に読んでおいたほうが良い ジャック・マカヴォイ テリー・マッケレイブ ボッシュシリーズに登場 有名映画監督の裁判 ボッシュ証人に 同時進行 猟奇殺人 ヒエロニムス・ボッシュ 絵画 ボッシュ,ダークサイドに転落か? 罠 解決 「夜より深き闇」 悪より邪悪なるもの
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5月14日読了。図書館。