動かぬ証拠 (講談社文庫 そ 4-3)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 109
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062747622

感想・レビュー・書評

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  • 3

  • 読みやすくて良かった。

  • 図書館で借りたが期限が来て返却したので要再チャレンジ。

  • バカミスの極致ですね。
    本を投げつけたくなるものもありはしますが、どれもそこそこに楽しめました。
    嫌いではありません。
    「宿敵」が一番好きかな。
    「しゃべりすぎの凶器」「逆転無罪」などこの趣向なればこその佳作だと思います。
    しかし、くだらないなあ…

  • 最後の「変化する証拠」、犯人が誰か、オチを見ても分からなかった。容疑者が時間つぶしに行く場所がダイエーである。このセンスに脱帽だ。

  • 一枚の絵でオチをつける、という短編集ですが、相変わらずのバカミス。よくこんなの思い付きますね。。。

  • これをミステリーといっていいものかよくわからないけど、各編ラストのイラストで「動かぬ証拠」がわかるというオチの短編集。
    冗談みたいなオチだったり、ツッコミどころ満載のオチだったりするので、本格ミステリー指向で読んではいけない。コミック、くらいの感覚で読めば、笑ってすますことができる・・・と言いつつ最後まで読んでしまったのだけれど、東野圭吾さんが読んだら怒るんじゃないかと余計なことまで考えてしまいます。まぁ、なんというか堂々たる反則もここまでくればあっぱれ、という気分。

  • 物語のオチがイラストで提示される形式のミステリーみたいな話
    途中からどんなイラストが描かれているかを予想する感じになる。

    そして、イラストを見てその話が
    インパクトのあるイラストを出したいがために描かれた話だったことに気付く。

    一番好きなのは逆転無罪かな。
    オチの頭の悪さが素敵。

    転校生は宇宙人はオチのイラストまで途中で想像できたが、
    まさかカラーで来るとは思いませんでした。

    読んで、よく食べて、よく寝て
    翌日にはスッカリ内容を忘れていたい。そんな短編集

  •  最後のページに「明らかな証拠」または「犯人を追い詰める切り札」が一枚のイラストで如実に示される、という変わった趣向となっています。特に文庫版には……ああ言えないのがもどかしい。
     「ええっ!」と素直に驚かされる結末や、「んん?」と解り難い結末、とこの短編集も玉石混交ですが、私の個人的BEST-3は以下の通り。

    「しゃべりすぎの凶器」
    「宿敵」
    「天使の証言」

  • コロンボ形式で、最初に犯人側からの視点→刑事側からの視点→真相が最後のページに絵で示されるという異色短編集。好き嫌いが大きいと思うが、私は好きではない…すまぬ…という作品。

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著者プロフィール

1961年、東京都に生まれる。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。1997年、『六枚のとんかつ』にて第三回メフィスト賞を受賞、デビュー。児童向けの「青い鳥文庫」や「YA!ENTERTAINMENT」でも活躍。

「2013年 『古い腕時計 きのう逢えたら…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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