ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062748698

感想・レビュー・書評

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  • 性描写が気持ち悪い。
    そこに愛はあるんか?

    3人はどうして自殺したの?
    謎。

    死の連鎖が無くなることはないだろうけど、登場人物たちがその後幸せな人生を送れることを祈りたくなるような気持ち。
    最後の終わり方が、また自死に繋がる(孤独)のを予感させて悲しい。

  •  松山ケンイチさんが『ノルウェイの森』に出ると知り、例の如く下巻から手を出しました。否、下巻に手を出しました。
     この人は、女の人が嫌いなのですか。女性の扱いがあまりにも酷い。中出しするなと言っているのに勝手に中出しして責任もとらぬまま終わる。女性と自分を傷つけてばかりで高笑い。自嘲だとまるで自分を憐れんでほしいかのごとくすさむ。だれもが。
     これが恋愛小説なんですか。女性とセックスするだけで自分が不幸だと嘆くだけの物語が、相手に全てを任せきりで自分勝手な人間の物語が、恋愛なのですか。

  • 残念ながら、面白くない小説だった。なぜこんな小説が大ベストセラーになったのだろう。何かが間違っている。
    前半はまだマシだったし、いまいちだったにしろ後半で良くなる予感のようなものがあった。しかし下巻は全くダメだった。ひどいものだ。
    理由の一つには、登場人物に共感できる者がいないということが挙げられるだろう。特に緑は、近くにいてこんな話し方をされたら殴りたくなる類の女だった。私にとっては全く魅力的でない。
    あと、性的表現が下世話すぎる。せっかく心象表現がいい感じにこちらに伝わりそうになった途端にバカみたいないやらしいシーンが描かれるのでとても興醒めだった。ジョルジュバタイユにでもなったつもりだろうか。センスのなさに唖然とした。
    他にも面白くなく感じたりがっかりしたりしたことはたくさんある。若い時に読み、面白くないと感じたのは間違いではなく、時を経てもやはり受け入れられなかった。
    どうか、初めて村上春樹作品を読む方がこのような駄作を読まないことを願ってやまない。他に面白い作品はたくさんあるのだから。

  • なんで死んだんだよ!くそが!おい!ってなるのが普通じゃないのかなと思いながら、まあでも主人公普通じゃないからなっていうところで理解していました。普通とか普通じゃないとか、不完全とか不完全じゃないとか、そもそもそこの境界を自分たちで引いちゃってるのが私的にわかんなくて、この人らの世界は内部だから、境界は属してないしそれでいいじゃんって思ってた。益々、森敦さんの考え方が身に染みる、。多分もう読めないと思います、もっと、死への叫びとか生への怒りとか振りかざして欲しい、もっとそういうのが読みたい

  • ちょっとよくわからない

  • 子供の頃とは、印象は違うけど、やっぱり好きにはなれない。

  • 暗いし、オチ弱いし、精神病でなんでも片付ける話はよくない

  • 奥さんが貸してくれた本。
    ああどんどん死んでいくなあ…と思うのが精一杯。
    妙に下種い会話と日常の生活描写とでリアリティを出そうというのかなあ…あまりそういうの好みじゃないんですよね。

  • 流石村上春樹。最低な話です。読み進めるに連れて湧きあがる嫌悪感。
    村上春樹は女性を何だと思ってるの?
    周りはストーリーに人間が動かされている、都合のいい人間(女性)ばかり。
    おまけに何の前触れも無く周りの人間が次々と自殺。読んでて「はぁ?」です。世間がこんな話を絶賛する意味が分からなかった。

    過去に村上春樹作品を読んで痛い目に遭っていたにも関わらず、読んでしまった自分が情けない。
    昼ドラや韓流(笑)好きな奥様が好きそうな「売れ線」な話題として持ち上げられただけでしょう。
    「性描写」「死」「恋愛」を盛り込めば売れるとお思いですか?そんなの「恋空」で十分。
    何よりもこの小説を読んでも何も得られない。時間もお金も無駄にしたと思いました。

  • 賛否両論のある本だけあって、自分には合わないかな。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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