ザ・ジョーカー (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 517
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751780

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    面白いです。
    あり得ない設定なんだけど、いろいろな出来事があって。

  • ハードボイルドやなぁ。

  • ジョーカーシリーズ第一弾。初代の話、のはず。実は先代もいるようなので、密かに受け継がれているのか、、

  • 昔に読んだ本。

    一時期、大沢さんにダダハマりしました。あれは一体なんだったんだろう…f^_^;)

  • ジョーカー  短編集  六本木Bar 着手金100万円

  • 「殺しは仕事にしたことがない。殺しをしなかったとはいわないが」。
    あらゆるトラブルを請け負う男、ジョーカー。
    着手金は百万円、唯一の連絡場所は六本木のバー。
    噂を聞いた男と女が今宵も厄介事を持ち込んでくる。
    ジョーカーを動かすのはプライドだけ―。
    待望のハードボイルド新シリーズ第一弾の連作短編。

  • 新宿鮫を読み終わった後だと、ずっこけたので少し時間を置いて
    から読みました。
    凄く読みやすい作品です。
    殺し以外のトラブル解決をする便利屋という名目なのですが
    結構人を殺しています・・・。
    人物像が凄くカッコイイです。
    小説って漫画と違って、自分の頭の中で人物像を描けるので
    好きなのですが、ムフフ・・・と勝手に想像して読みました。
    短編なのですが、繋がっている内容なので飽きません。
    最後の章が1番読むのが辛かった・・・。
    読むのが怖かったです・・・。

  • ジョーカーシリーズ第1弾

    ジョーカーの当惑
    雨とジョーカー
    ジョーカーの後悔
    ジョーカーと革命
    ジョーカーとレスラー
    ジョーカーの伝説

  •  殺人以外なら何でも手付け金100万円で請け負う男。「何でも」は語弊があるか。どうやら己を律する厳しいルールがあるらしいから。とても魅力的な主人公だと思う。読み始める前の期待値はとても高かった。
     実際に読んでみるとどうか。とてもおもしろかったけど、「最高!」とは言えない。理由はふたつ。
     短編ですいすい話が進んでいくわりに、(僕にとっては)省略が多くて放しについて行きづらくなったこと。まあこれは僕が視神経だけで本を読んでいるからかもしれない。
     後味が何となく悪かったこと。正直、もっとさわやかな小説を期待していたのだと思う。考えてみれば、そういうさわやかさは「アルバイト探偵」(同じ作者の別シリーズ)の分担なのかな。特に最後の1編の後味の悪さと来たらなかった。
     それ以外の部分では悪くない。つかっているバーの沢井との関係なども、なかなかおもしろかった。
    2006/1/10

  • 「とてもかっこいい」本。どこまでもハードボイルドな雰囲気が心地良い。短編もまんべんなく綺麗に終わっているし、文章も簡潔なので、電車の中でも読みやすいと思う。
    ついつい「ジョーカー」の見た目を大沢さん本人で脳内想像してしまいます。笑

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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